西部邁に会いたい。 | 加納有輝彦

西部邁に会いたい。

西部邁に会いたい。

独裁国家北朝鮮の金正恩。
大川隆法総裁は、日本の安全保障のために、金正恩の守護霊霊言を数冊発刊されている。
かの独裁者がミサイル発射に対して、「遺憾砲」しか返せない日本政府をなめ切っていることは、霊感の乏しい私でも分かる。
 日本をなめ切ったかの独裁者の本音が凝縮された霊言がある。
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「日本は金儲けだけに励む世界弱小国」
「欧米型の、いちばん、最も悪いものを、今、継承してるのよ。最もトロく、最も弱い体制を、今、持ってるの。日本が世界でいちばん弱いの、ほんとに。」
「世界最・最弱なんだよ。『最弱国家』なのよ。」
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この金正恩守護霊のセリフは、故西部邁氏のプライム・ニュースでの最晩年の発言と奇妙に一致していた。
西部氏曰く(記憶による意訳)2017.9.13
「この期に及んで核装備の、せめて議論さえ出来ないでいる腰抜け日本・・・こんな日本には絶望こそが相応しい。せめて絶望する人間が増えることこそ日本の末期にあって正常な姿である・・・もはや日本は国家でもなんでもない・・」
この発言を聞いた時、直観的に、氏の絶望をもってしては、氏の魂をこの地上の留めることは困難ではないか。
2018年1月、たしかに、西部氏は自らの手で逝ってしまわれた。いまこの世にいない。

岸田日本への絶望感はさらに増しているであろうことは、霊感の乏しい私でも分かる。

ch桜北海道で、故西部邁氏に会いたいというアーカイブが流れていたので、私も「会いたく」て観た。
アーカイブであるゆえ、現在の西田氏の考えを聞くことはできないと思いきや、そんなことはなかった。

西部邁氏は語る

チェスタトンはこういった。
「狂人とは理性を失った人のことではない。
狂人とは、理性以外の全てのものを失った人のことをいう。」

つまり限定した理性しか持たない人が狂人なのである。と。

なるほど、ロシアとウクライナの2014年マイダン革命以来の歴史を一切捨象してウクライナ正義、ロシア悪と報道し続ける米欧日のメディアは、確かに「2014年からの歴史の縁起を一切見ない限定された理性」を世界中に配信している。これがチェスタトンのいう狂人の証か。

なるほど、CO2削減を旗印に、山の緑を伐採し、メガソーラーの建設を支援する日本政府は、森林の光合成の力を一切無視する限定された理性以外、すべてを失っているのではないか。政府が狂人なのではないか。

 また、西部氏は語った。

皆さん日本でなぜ知事っていうか考えたことあります?
知事はガバナー、統治者なのだが、なぜ知事という?

 それは、古代中国、統治者は、カメの甲羅に熱を加えて、生じたヒビの形状を見て占う亀卜(きぼく)によって、天の意思、神の意思を知って、政(まつりごと)を行った。天の意思を知る事、ここから知事となったのである。

知事の立場は、神のごとく、多面的でなくてはならない。 
多面的とはインテグリティー、総合すること。
インテグリティーを辞書で引いてみる。
最初にくるのが、総合性。次にくるのは一貫性。そして誠実性が説明で出てくる。
物事を総合的に知っていたら一貫性ができる。部分部分に一喜一憂し右往左往しない。
総合的に把握して、一貫性が出てきて、誠実な人だなと思われるであろう。政治家とはそういう人でなければならない。
あいつは信頼できる奴。
今の政治家は、政治家でない。

なるほど、「所得倍増」が知らないうちに「資産所得倍増」に変身。一貫性がない。
なるほど、自民党総裁選から一度たりとも言ったことがない「LGBT理解増進法」を、自民党自身が反対しているのに岸田首相は、強制採決して立法してしまった。一貫性のかけらもない。
なるほど、「火の玉」となって裏金問題を成敗するぞといったが、「火の玉」はいつのまにか消えてしまって姿を消した。
 
 岸田政権の支持率が低いのは、総合性もなければ、一貫性もなければ、不誠実そのものだからだ。なおかつバイデンの金魚の糞といわれているキッシーは、チェスタトンのいう(限定された)理性以外の全てのものを失った人なのかもしれない。

大川隆法総裁先生に、数十年教えていただいたのは、まさに「人間総合学」でもあった。
総合は、一貫性につながり、やがて信頼を得てゆく。
幸福実現党もさらに信頼を得られるように、インテグリティーを高めていきたいものだ。

 西田氏にちょっぴり再会できた気分がした。


 

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