魂の安息 | 加納有輝彦

魂の安息

先日、可児市久々利にある荒川豊蔵資料館に初めて行った。

荒川氏は、志野を焼いた400年前の窯を見つけ、それまで瀬戸で焼かれていたと言われていた志野焼が、実は美濃地方で焼かれていたという歴史的大発見をし、自ら研究を重ね、志野焼の技法を確立し、その功績が認められ61歳の時、人間国宝に選ばれた。
志野は、日本の陶芸史上最も華やかな表現方法と独自の特色を持つとされる美濃桃山陶。

資料館、陶房、居宅等を見学した。

このような山里に、多くの著名人が訪れたという。
高松宮妃喜久子殿下、白洲正子、川喜田半泥子・・・。

パンデミック以降、グリーディーなグローバリズム?に翻弄されてきた世界にあって、静かなる山里のたたずまいに魂は安息を得る。

 



 

 

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