大女優がいて欲しい | 加納有輝彦

大女優がいて欲しい

大女優がいて欲しい


映画評論家から、一般の方まで、全員「四の五の言わずに観るべし!」って、大絶賛。
というわけで、私も観ました。

 小学生の頃、田舎の学校の体育館に八代映画社のおじさんが、大きな映写機を設置して、フィルムを回し、生れて初めて大画面で映画を観た時の、「原体験」の興奮が半世紀ぶりに蘇ったような感覚を得ました。

おお、おおおーーー!!!!思わず、体が動く。
そして落涙・・・。

 小中校生くらいの子も多く観に来ていた。子供達も涙を流すのかな?

さて、映画監督と大女優のおしどり夫婦といえば、
(これから大女優という表現もおそらく死語となる、メディアは俳優に統一させつつある)

吉田喜重監督(故人)と岡田茉莉子(おかだまりこ)
篠田正浩監督と岩下志麻・・・篠田監督は、岐阜市出身。

を思い浮かべますが、両カップルとも、確か、ご主人が、奥様に一切家事をさせない。
大女優のオーラを維持するために、所帯じみた感じが出ないために。

 岡田さんは、実は、家事雑事は好きだったようで、ご主人がいない時に、やってはいたとからしいですが。

 さて、女優の浜辺美波さん

NHKの朝ドラ「らんまん」で顔だけ知っただけで、なんにも知らないんですが、この映画にも出演していた。同じ、神木隆之介とのコンビで。

 この映画観て、この女優さんには、テレビのお笑い番組とか、バラエティーにはあまり出演して欲しくないなと思った。

 監督が妻の大女優に家事をさせなかったように、彼女にはそういうマネジメントをして欲しいなと。

 銀幕の大女優・・・プライベイトが謎の、ベールに包まれた神秘感を演出して欲しい・・・現代では不可能でしょうけど。できたら、あまりテレビCMにも出て欲しくないなと。

まあ、彼女にはそんな印象を持った。

 昭和の時代に、昭和の映画館で観ているような感慨もあり、最先端の技術の凄さもあり、「三丁目の夕日」のようなテイストもあり、当然「永遠のゼロ」のようなテイストもあり・・涙もあり・・・怪物の迫力は半端ないし、三重丸、花丸の映画です。

 

 

 

 


 

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