川口マーン恵美さんの絶望 | 加納有輝彦

川口マーン恵美さんの絶望

桜の討論で、川口マーン恵美さんが仰ったこと

現在、日本への入国に際しては、ワクチンの接種証明書(3回)又は出国前 72 時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要となっているが、これは裏返せば、過去ワクチンを3回接種していれば、現在ただいま、コロナに罹患していても入国できるということでもある。
 実際、そういう事例があった・・・と。

この阿呆な水際対策は、さすがに5月8日以降、ワクチン接種証明書も陰性証明書も入国時に不要になる。

川口さんが仰ったことは、日本人は自ら考えて判断し、決断することが出来なくなってしまっているという。ゆえに、ワクチン3回接種した人であれは、コロナに罹患していても入国できるという建付けの馬鹿な対策を、今までやってきたわけで、自ら、これを変えることは出来なかった。

 5月の解除も、諸外国の決定を受けての判断である。自ら自主的に判断できない。

このことに、川口さんは絶望的な気持ちになっておられるようであった。

 自らの頭で、自ら決断できない。
すべて、例えば、アメリカ様の判断に追随するという、これは岸田首相を見れば、よく理解できる。

 ワクチン接種も、欧米人と体格の違う日本国民のことを何も考慮せず、欧米の判断にすべて委ねたのである。

一事が万事。

 これは伊藤貫氏が、ずっと訴えておられる、日本人が形而上の価値判断を出来なくなってしまっているということと共通することかもしれない。

 つまり、善悪の価値判断から逃げ、ご利益信仰、アミニズム的信仰を習俗的に受け入れ、善悪の価値判断を伴う普遍的高等宗教を受け入れない日本人の性(さが)ということであろうか。

 普遍的高等宗教であると自負している幸福の科学で、30年以上活動してきた私にとって、この日本人の性は、ある意味自分自身も含め、骨の髄まで認識するものである。

 
 私の血に流れている父祖たちの魂をも背負って、この性を乗り越えようとしている。

 

 

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