戦慄のビジョン 日本の最期の宰相 岸田文雄 | 加納有輝彦

戦慄のビジョン 日本の最期の宰相 岸田文雄

かつて、三波春夫さんの長女、三波美夕紀さんが、父、三波春夫の家庭での姿をテレビ番組で語っていた。

記憶による再現ですが、「家庭において父は、仕事の稽古以外の時間は、ほとんど本を読んでいました。本を読んでいる父の姿しか思い浮かびません。」

 大変な読書家で、「聖徳太子憲法は生きている」という著作は、私も読んだことがある。

さて、話は飛びますが、プーチン大統領の学生時代を知る人はこう語るという。(以下、伊藤貫氏の話に基づく)

「大学時代(レニングラード大学)、プーチンは、柔道部の練習以外の時間は、ひたすら読書、勉強をしていた・・・。」と。寡黙な学生であったという。

 ひたすら読書・・・何やら大川隆法総裁先生の学生時代を彷彿とさせるではないか。

 さて、プーチン大統領は、エリチン時代以降、ボロボロに崩壊したロシアの再生のために、ロシアの国会議員と各州の知事たちに、プーチンが国造りのため必要と思っている3人の思想家の本を読むように勧めたという。その上で議論をし、国内の哲学的、宗教的、文化的混乱をなんとかしたいと試みた。

 3人の思想家とは、

①ウラジーミル・ソロヴィヨフ、1853~1900

プラトンと、カントを研究した哲学者
プラトン派の考えと、カント派の考えと、キリスト教の道徳をミックスした考えを提唱した人
 プーチンはソロヴィヨフの著作を一生懸命読み、スピーチで何十回も引用した。


 

②ニコライ・ベルジャーエフ、1874~1948

ヨーロッパ哲学とロシア正教の神学、特にドフトエフスキーに大きな影響を受けた学者。
ヨーロッパ哲学とドフトエフスキーのキリスト教解釈をミックスしたような議論を唱えた人。
キリスト教徒であった。



③イワン・イリイン、1883~1954

若い頃はヘーゲル哲学の専門家であった。
政治的な保守主義とロシアのナショナリズムとヘーゲル哲学をミックスした人。
※イワン・イリインを紹介したのは、『収容所群島』の著者、ソルジェニーツィンと言われている。



この3人に共通するのは、アメリカ主義には反対。同時に汎スラブ主義(単純な民族主義)にも反対である。中庸な立場であった。

 これは、例えばの話だが、岸田首相が、日本の国会議員と、都道府県知事たちに、西田幾多郎、鈴木大拙、和辻哲郎の著作を読むように勧め、議論をしようというような事になろうか。

 気の遠くなるほど、無理な話ではある。(笑)
岸田首相が、西田幾多郎を引用することは決してない。

プーチンが尊敬するフランスのドゴール大統領は、「私は政治指導者であると共に、国民の教育者でありたい。」と言っていた。プーチンは確かにドゴールを標榜している。

 
 さて、民主主義、自由の戦士としてもてはやされてきたゼレンスキー大統領。アメリカの支援を受けてロシアと戦っている。ちなみに、大川隆法総裁先生は、「欲望の民主主義」の頭目、バイデン米大統領を「神から見捨てられた男」と冠をつけて本のタイトルとした。

ゼレンスキーは、コメディアンとして大成功を収めたことは周知の事実。

そして、2016年には、バラエティ番組の舞台上で下半身の衣服を脱ぎ、自身の陰茎を用いてピアノを演奏する芸を披露した事は、週刊文春の記事で日本でも有名になった。

 寡聞にして読書家という話は聞かない。陰茎ピアノプレイが先に来てしまう。ピアニストを冒涜する人類発の芸ではなかったか。

岸田首相は、いよいよゼレンスキーと友達になった。
プーチンとは絶交した。

 学生時代、よい友達を作ることはとても大切である。
 例えれば、学生岸田さんは、よい友達と絶交し、悪い友達とツルむことになった。

 大川隆法総裁先生は、岸田首相に告げた。少し脚色して書きます。

『あなたが自民党の・・・ではなく日本の最期の首相になるかもしれないという恐怖のビジョンに戦慄する。』

 この恐怖の戦慄を受けて、小林早賢編集長が、渾身の力を込めて無告の民日本人に贈るのが、月刊ザ・リバティー5月号である。

 この忠告を無視するのなら・・・・。

 

 

 

 

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