異彩を放つ木村盛世医師の医師へのエール「私利私欲は捨てよ」
医師であり、元厚労省医系技官でもあった木村盛世女史(一般社団法人パブリックヘルス協議会代表理事)は、地上波テレビによくでる政府や、巨大なお薬屋さんの提灯持ち・お抱え専門家とは違い、その直截な物言いは異彩を放つ。
木村女史はいう。
医療オールジャパン体制からほど遠い状態(医療崩壊)にあるのは、
(1)2類相当という足かせ、
(2)日本医師会・開業医がコロナにかかわりたくないと逃げ回っている、
(3)現場をわかっていない分科会が学者目線で視野狭窄的にゼロリスク・ゼロコロナを追及している、
からである。と。
木村女史は、『私利私欲は捨てよ』と題し、開業医の中で孤軍奮闘する知人医師から受け取ったメールの内容を、医療現場の実情を知っていただく上で重要ということで、ご本人の許諾をえて紹介されている。以下、引用します。
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「ここ数日は連日、午前午後の診療でトータル130前後の患者が来院し、その40~50名は新患です。
さらに電話診療でコロナ陽性を通知する患者は連日20~30名ほどであり、わずかにリスクがあるなと判断した患者へはイベルメクチン投与を実施しています。
さらには、デキサメタゾンや在宅酸素を導入した患者さんには1~2日おきに電話診療を実施し、経過を追っている状況です。
本日は、保健所が「入院調整で動いている36歳男性に在宅酸素を導入してくれ」と依頼されて在宅酸素大手の「帝人」(夜間含め24時間体制で在宅酸素を配給してくれる優良企業です)へ導入の依頼をしたところ「ボンベ・機材が尽き果てました。
残念ですがお断りする以外方法がありません」とのことでした。
現在、当院では在宅酸素を連日1~2件導入しておりましたので、窮地に陥った感が否めません。(中略)
当施設が孤軍奮闘するも支えてくれるスタッフ達の気力が限界になりつつあります。本日も外来2時間待ちとなってしまった患者さんが当院スタッフに怒号を飛ばしており、本当に申し訳なかった。
しかし、怒るなら診療すらしない医療施設を怒ってよ…と。
ひとまず給与をこの1~2ヵ月で2割以上引き上げたのですが、それでも退職が出てしまう心配をしています」(引用以上)
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木村女史は、訴える。
医師免許は国家最強の資格である。
医師法17条「医師でなければ、医業をなしてはならない」にあぐらをかかず、
19条「診療に従事する医師は、診察治療の求めがあった場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。」
をよく読み、私利私欲を捨てて、国民のために尽くすべき。と。
ドクターとは医師免許を持ったもののみに与えられた称号であることを、忘れてはならない。
木村女史は、ゼロ・コロナからウィズ・コロナへと仰っている。
信仰者の立場から、もうひとつ付け加えさせていただきたい。
ウィズ・セイビア
信じる心が、恐怖心を駆逐し、光が燦燦と全細胞に射してくるのである。
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マスコミが報じない「ワクチン接種」が進む日本で、感染者がへらない「驚きのウラ事情」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/86657
木村 盛世 医師・一般社団法人パブリックヘルス協議会代表理事
現代ビジネス 2021.08.28