「安倍政権が大事なんじゃない!日本国民が大事なんだ!」水島総氏の慷慨 | 加納有輝彦

「安倍政権が大事なんじゃない!日本国民が大事なんだ!」水島総氏の慷慨

「安倍政権が大事なんじゃない!日本国民が大事なんだ!」
 

チャンネル桜、水島総代表の最近の慷慨である。悲憤である。

氏の安倍政権への怒りは巨大だ。

 

 「大減税」をして民を救った仁徳天皇をはじめ、日本の大王(おおきみ)は「大御宝(おほみたから)」百姓、衆庶、人民、民、このような一般大衆を、慈しんだ。

 

 大御宝(おほみたから)ファースト。

 

 これが日本の伝統である。ましてや現在、同盟国アメリカのトランプ大統領が、大減税でアメリカの「大御宝」を慈しんでいるではないか。

 

 美しい日本を標榜した安倍首相は、日本の伝統を破壊し、民百姓を苦しめる消費税増税を断行するという。そこに大御宝への慈しみは存在しない。

 

 故中川昭一氏が存命の頃の安倍晋三氏には、多くの保守が期待した。一部の保守人は、まるで、恋するように。

 そのピーク?は、『約束の日 安倍晋三試論』小川榮太郎氏(2012.8初版)の筆だったかもしれない。

 

「美しい国日本」のもとに、「戦後レジームからの脱却」、「憲法改正」、このような明確なビジョンを発した内閣はなかった。

 

 恋した人は、ことごとく空念仏と化した「美しい理念」に裏切られた。安倍首相の「逆転向」を見た。(通常の転向は、左翼が社会主義思想、共産主義思想を捨てること。安倍首相は、節操なく社会主義、共産主義政策を取り込み、野党を無力化した。)

 

その反動は巨大に見える。

 

 水島総氏の最後の望みは、安倍首相が消費税の増税を再々度延期、そして凍結することであったようだ。それが美しい日本の大王(おおきみ)の慈しみの顕現であるはずだ。そう信じたかった。

 

それが望み薄となった今、水島氏の慷慨は巨大である。

やがて、それは国民の慷慨となり得る。

 

 美しい理想を掲げながらも、安倍首相のこどものお使いの如きイラン訪問、そしてそれを茶化すかのようなタンカー砲撃。おまけに速攻、アメリカが犯人はイランと決めつける。安倍首相の面目丸潰れ。

 万一、今回の訪問が中東のハルマゲドン、最終戦争に日本が首を突っ込む端緒になるような事態になれば、安倍首相は、対応不能、お腹が痛くなって政権を投げ出すかもしれないという評論家もいる。

 

 何かが起こる。

 

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