遠い記憶 と 毎日のお料理 | 加納有輝彦

遠い記憶 と 毎日のお料理

 あの世に還り何十年かすると、地上生活が、例えていえば小学校一年生の時に行った遠足のような感じ、つまりほとんど記憶にないが薄っすら覚えているような・・・そんな遠い記憶になってきて、何十年も毎日毎日ご飯を作ってくれた家内の事も忘れてしまう(←ここは若干冗談っぽく語られたが)と大川隆法総裁は、「地上生活が遠い記憶」になる事を語られたことがございます。(ただし、これは天国へ無事帰った場合のことのようで、下の世界へ堕ちた場合は、地上への生々しい執着が増幅されてくるようではあります)

 

 毎日、毎日、ご飯を作ってくれる家内への感謝を今のうちに深めておかねば、、、。

 

 とっておきの方法が、かなり前ですが、新聞に投稿されておりました。(FBフレンドの浅井さんならすぐに実行できそうですね)

 

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 ある年輩の男性の投稿

 

 病気で入院生活を余儀なくされた。

退院したが仕事はできないので、自宅療養。

ずい分ひまな時間が出来た。

 

 そこで思いついたのが、朝・昼・晩の三食をスケッチ

することだった。

 

 当初は時間をもてあまして始めた事だった。が、

毎回、スケッチしていると、

 

 いままでは、出されたものをただ当然の如く食べていた

自分。その時は発見できなかった大切なことを発見できた。

 

 お吸い物をスケッチする。

 

 すると、器に浮かんだたまねぎをひとつひとつ書かなければならない。

そうだ、ひとつひとつ家内が皮をむいて、切ってはじめて

ここにある、ということが描くことによって実感として迫る。

 それぞれの食事に大変な手間がかかっていることに

気付いたのだ。(女性から言わせれば、今頃、そんなことに

気付いたの?と言われそうな話だが)

 

 それから、食事に対して、その材料を加工してる奥様に

対して感謝が深まったというお話。

 

 今では、奥様から

「今日は何が食べたい?」と聞かれると、

スケッチブックの絵の中から、指さして決めるという。

スケッチブックがメニュー表になったのだ。(^^)

 

 感謝の足りない旦那様には、朝・昼・晩、

毎食、スケッチさせたらいかが?

 

 そんな時間ないよねえー(^^)

 

 

 

 

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