白眉の一冊 ~台湾紀行~李登輝守護霊 魂のメッセージ「日本よ、国家たれ」 | 加納有輝彦

白眉の一冊 ~台湾紀行~李登輝守護霊 魂のメッセージ「日本よ、国家たれ」

 3月3日、大川隆法総裁の命がけの台湾での講演「愛は憎しみを超えて」を賜ってより、少し台湾の歴史を整理、おさらいしたいと思い、関連本3冊をパラパラと紐解いてみました。

 過去一回は読んだのですが、結構忘れています。というか大半忘れています。

 

 ・司馬遼太郎著 街道をゆく「台湾紀行」

 ・蔡 焜燦著   「台湾人と日本精神」

 ・大川隆法著  李登輝守護霊魂のメッセージ「日本よ、国家たれ」

 

 すると、ある発見がございました。

 

 台湾人と日本精神にこのように書かれていました。

~1993(平成5年)7月から「週刊朝日」に連載された「台湾紀行」は、「街道をゆく」シリーズ(全43巻)の白眉と言われている。~

 

 そして李登輝守護霊メッセージ「日本よ、国家たれ」のあとがきにもこう書かれていました。

 

~私の霊言集の中でも白眉の一冊といえる本書は、全政治家、全マスコミ人、政治を語る全ての人々にぜひとも読んで頂きたい。教育関係者の人々にも読んで頂きたい。そして、夜、心が弱くなった時には、安倍首相にも繰り返し読んで頂きたい一書である。~(ちなみに霊言は900回以上収録され、そのうち500冊以上が霊言集として刊行されています。2019.3現在)

 

白眉とは、多数あるもののうち、最もすぐれているものや人のたとえである。

 

 台湾紀行は、シリーズの中で、唯一、司馬遼太郎氏が政治的発言をされ、しかもそれが大陸中国政府への批判であった。

 それが中国の猛反発を買い、司馬氏は、日中文化交流協会の代表理事を辞任した。氏はそれも承知で覚悟の上で「台湾紀行」を書いたと言われている。

 

 今回、3月3日の台湾講演においては、大川隆法総裁の中国批判は、司馬氏が「台湾紀行」で表現した「政体批判」の比ではない、はるかに上回る直接的断罪であった。

 大陸の台湾化こそ「神の意志」であると断言されたのである。

 

 ゆえに、講演中の暗殺も覚悟の上での講演だったと述懐されている。

 

 台湾紀行、そして李登輝守護霊霊言が、共に「白眉の一冊」であるという事は偶然ではないと思います。

 

 日本統治下の台湾で行われた教育は、日本本国よりさらに純化された「日本精神」の教育がなされたと言われています。

 

 いかに、日本人が素晴らしかったか・・偉人達の一人一人の点(水蒸気)を結んで美しい虹を描いたという事でありましょう。

 ゆえに、司馬遼太郎氏、大川隆法総裁共に、李登輝氏の事を「日本人以上に、(武士道を体現した)日本人らしい魂」と表現されています。

 

 台湾紀行では、司馬氏と李登輝氏の対談も収録されています。

 

 李登輝氏は、日本において教育を受けられましたが、旧制高校時代に読んだ本として以下のような本の名をあげられています。

(李登輝著:「武士道解題」より引用)

 

トマス・カーライル「衣裳哲学」

カント 「純粋理性批判」「実践理性批判」

阿部次郎「三太郎の日記」

西田幾多郎「善の研究」

鈴木大拙「禅と日本文化」

倉田百三「出家とその弟子」

漱石「三四郎」

和辻哲郎「風土」

臨済録

 

カーライルの「衣裳哲学」については、台湾総督府の技師でもあった新渡戸稲造は、生涯に30回も読み直し、二度製本し直したという。

 

 10代の李登輝氏がこのような教養を身につけられておられたのであります。

 李登輝氏の人格に接し、日本人が逆照射し、日本人が忘れ去った「武士道」を思い起こす。日本精神が、日本人ではなく、李登輝氏の魂の中に生きながらえていた。

 

 

 

 本年は、中国の覇権主義を止め、民主化の方向に舵を切らせる、これが「神の計画」であります。

 すなわち、大陸の「台湾化」。

 これを、現代、正々堂々と真っ向勝負で主張できるのは、おそらく世界中、いや「人間界」にはおられないでありましょう。バチカンでさえ中国に屈服している有様です。

 

 これを暗殺覚悟で台湾の地で訴えられた大川隆法総裁がいかなるご存在か、そろそろ日本のマスコミ、マスコミの顔色、中国の顔色、韓国の顔色を恐る恐る伺って頬かむりをして口を閉ざしている日本の政治家も気付くべき時がまいりました。

 

 自由・民主・信仰を旗印に。

 

台湾紀行において、司馬遼太郎氏は台湾の未来を本当に危惧、心配しておられました。

 

 年初、李登輝氏が大川隆法総裁に「台湾の未来をよろしくお願いします」と手紙を送られた事がきっかけで実現した3月3日の講演会。

 

 李登輝氏の守護霊は、今回の大川隆法総裁の訪台を受けて「司馬先生以来の感激です。」と謝辞を述べた。

これは、音声で「愛は憎しみを超えて」の講演と共に幸福の科学の支部で拝聴できます。

 ぜひ、皆さまの拝聴をお勧めいたします。

また、講演がさっそく書籍化されました。

 

 

 

 

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