意識改革から医療費削減へ 個人演説会報告
昨晩、個人演説会を行いました。
前の投稿で訴えました論点。
二元代表制における議会の使命を自覚し、市長、執行部と健全な緊張関係を保ち、議論を尽くし、もって市民にとって最大の利益を提供する。議員として本来要求されている職責を果たすこと。
議会不要論、議員不要論を自覚し、厳しい監視の目を意識し、職責を果たす。
これと共に、
地方における最大の課題。
高齢化社会において、増大し続ける医療費をいかに減らすかという論点に関してもお話させて頂きました。
団塊の世代がもれなく後期高齢者に突入する2025
年も近づいています。
これに関しては、日本の医療体制が充実している事は、基本的にありがたいことでありますが、少し「過保護」になっていないかという問題提起をさせて頂きました。
考え方を少し変えるだけで、医療費は安くすることができる。
財政破綻による医療崩壊が、かえって市民の健康に対する意識を変え、市民の健康はよりよく前進したという「夕張の奇跡」
ここに、学ぶべき論点があるのではないか。(夕張の奇跡に関して、いろんな異論が存在することは承知しているが、ここでは捨象する)
また、瑞浪市の学校で英語教師をしてるアメリカ人女性に直接聞いたお話を披露しました。
彼女は共和党支持者。日本の健康保険制度を真似て作ったオバマケアに反対である。
私は、彼女に質問した。
日本の国民皆保険:健康保険制度の下では、風邪をひいたら、安く診てもらえて、薬も処方してもらえる、とても有難い制度と思う。
どうして反対なの?
彼女曰く。
オバマケア(日本のような強制加入)は、アメリカの建国の精神に反する。たとえ政府といえども、私に強制する事は許されない。私は、自由に選択する権利がある。
私はさらに問うた。
風邪ひいたらどうするの?(任意に加入した保険で対応するという答えが返ってくると想定していたが)
「風邪を絶対にひかないように気を付ける。」
「風邪は自分で治す」
という驚くべき答えが返ってきた。(笑)
彼女が若い健康な女性だからそういう強がりを言えるのだろうとも思うが、実際、そうでもないようだった。
自分で治す!という「強がり」に、学ぶべき点があると思いました。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
意識改革で医療費を削減できることもあると考えます。私は、議員となって、「意識改革」の論点からも何らかの仕事をしたいと考えています。
新しい老年学の学説では、人間の最期は、「直角型」であるといいます。つまり、白髪となり、歯が抜け、腰がまがり、だんだんだんだん緩やかな勾配で死にゆく・・・という固定観念ではなく、死の直前まで人間は健康を維持できるというのです。つまり、直角型。ようはピンピンころり。
しかも、最後、自然死においては、家族、知人と別れの挨拶ができるくらいの適度な「床に臥す」期間が与えられているという。数週間程度。
自然の摂理に従えば、な~~~~にも心配することはない。
最後まで、元気はつらつと人生を全うすることが出来るように人間は作られている。
意識改革だけでも、医療費は削減できます。
意識改革と、正しい政策により、人生、最後の最後まで社会参画を果たし、人のお役にたって楽しい、ハッピーライフを送ることができると確信しています。
そんな生涯現役社会の創出に、議員となってお役に立ちたいと念願しています。
以上、簡単な報告です。
個人演説会 地域交流センター ときわ
直接皆様にご挨拶申し上げています。
今回の選挙から初めて発行された選挙公報