Y字路 | 加納有輝彦

Y字路

 かつて70歳を機に老人宣言をした横尾忠則氏。

 その老人たる横尾氏が故郷・兵庫県西脇市に帰り出会ったものとはそれがY字路だった。
Y字路を正面から見る。真ん中には家がある。その家を挟んで左右に道が分かれてゆく。

 霊感の強い横尾氏は言う。
「Y字路の真ん中の家を見るとそれは、まるで形而上への入り口に見えた。」
それを語る横尾氏は喜喜として子供のよう。
それ以来、横尾氏は様々なY字路を描き続けた。
いろんなところでY字路を発見しデジカメに納め、描き続けたのである。
 Y字路との出逢いが横尾氏に新境地を開かせた。

 私の故郷にもY字路がある。
全町民が必ず通るY字路。
 そこに釈党首のポスターが貼ってある。
 先月、党首と一緒に挨拶に伺った。(アユハ7月号の党首のコラムで紹介して頂きました。)

 形而上への入り口という感慨は残念ながら私には湧かなかったが、故郷の愛を感じ、感無量であった。
 あなたの街にもY字路はあるだろうか。


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多くの町民が通るY字路


アユハ7月号の党首コラムで紹介されました。


横尾 忠則氏の故郷 兵庫県西脇市の幼少時によく通った模型店付近にあるY字路


横尾氏はY字路を集中的に描いた。