リバプールのベニテス監督、補強資金がないクラブに激怒
英紙『デイリー・ミラー』によると、リバプールのラファエル・ベニテス監督は、財政難によりクラブが今夏の移籍市場での補強資金をねん出できない現実に憤慨しているという。
今週初め、リバプールのオーナーの１人であるトム・ヒックス氏は、「クラブは今夏、実のある補強をすることになるだろう」と発言したが、ベニテス監督は前週に行われた会合で、同クラブのマネジング・ディレクターであるクリスティアン・パースロウ氏から、補強に費やすための資金がないことを直接告げられたというのだ。
これを受けたベニテス監督は、補強資金をねん出するため、イスラエル代表ＭＦヨッシ・ベナユン、オランダ代表ＦＷライアン・バベル、スペイン人ＭＦアルベルト・リエラらを売却するつもりだという。
さらに、スペイン代表ＦＷフェルナンド・トーレス、アルゼンチン代表ＭＦハビエル・マスチェラーノ、イングランド代表ＭＦスティーブン・ジェラードといったビッグクラブから関心を寄せられている主力選手たちを引き止めるために、クラブができることが極めて限られていることも認識しているようだ。
ベニテス監督はこれを踏まえて、仮にリバプールがトーレス、マスチェラーノ、ジェラードのいずれかの選手を放出した場合、チーム再建のため「少なくとも４、５人のビッグネームを補強する必要がある」と公言している。
一方、英紙『ザ・サン』によると、ベニテス監督自身の去就も定かではないという。すでにベニテス監督には、レアル・マドリー入りしたジョゼ・モリーニョ監督の後任探しをしているインテルが接触を図っていると見られ、来週早々にも去就についてリバプールと同監督との間で話し合いが持たれるもようだ。
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リバプールが監督に契約解除申し出＝英紙報道―欧州サッカー
【ロンドン時事】英紙タイムズ（電子版）は2日、サッカーのイングランド・プレミアリーグの名門リバプールが、ベニテス監督に契約解除の申し出を行ったと報じた。2009年に新たな5年契約を結んでおり、クラブ側が一方的に解任した場合は1600万ポンド（約21億6000万円）の違約金が発生するが、財政的に苦しいため300万ポンド（約4億円）の手切れ金を提示したという。
スペイン人のベニテス氏は04年に就任し、1年目でリバプールを欧州制覇に導いたが、今季は国内リーグで7位の不振に終わった。レアル・マドリード（スペイン）監督就任のためモウリーニョ氏が辞任した今季の欧州王者インテル・ミラノ（イタリア）がベニテス監督の招へいに関心があると伝えられている。
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確かに分かるんだけど、トーレス獲ったり、リエラ獲ったり、ベナユン獲ったり、インスア、バベル、カイト、ファビオアウレリオ、アッガー、アクィラーニとさーーーーんざん獲得をしてきたと思うんですが、それでも怒ってるんですね。
凄いですよね。
ラファさんの欲求を満たせるのはシティとチェルシーとレアルくらいなんじゃない？
お金のあるクラブでしか出来ないんじゃねぇ。。。