こころ禅…365日『一🍓一🖼️』日めくり言葉 R24. 5―17

 ほりさんの笑顔の『一期一会』

 【人生は一生に一度の出会い…大切にしよう】を感じ、思いをお届けします。

 《心に響く…禅のことば》

 【美しい四季の香り…『一🍓一🖼』禅】

 禅は“こころ”です

 🪷吟風☆*~🧘‍♀☆*~🪷一様松☆*~

 「泣露千般草」

 〔露(つゆ)に泣く千般(せんぱん)の草〕

 『吟風一様松』

 〔風に吟(ぎん)ず一様の松❳

                「寒山詩」

 「露に泣き濡れた千々(ちぢ)早々(そうそう)の草」〜

 【どの松の梢(こずえ)も、みな風に鳴って同じ歌を奏でている】

と、今日は訳します。

 前日の訳は…

 「早朝、外に出て見ると~草々(そうそう)はしっかり露に濡れ」

 【松は風に吹かれてヒューヒューと、まるで笛のように鳴いている】

です。

 《露に泣く》とは…

 しっとりと潤す仏のことば…

 《風に吟ず》とは…

 秋風のメロディーは仏の教え…

 どちらも仏の教えは差別なく平等を意味します。

 ここのところを間違えないでくださいネ。

 🪷吟風☆*~🧘‍♂☆*~🪷一様松☆*~

 『露に泣く千般の草〜風に吟ず一様の松』は大変美しい句です。

 つまり、どれか一本の松ではなく、どの松もどの松も、みな等しく風に吹かれていると言うことです。

 あの松に吹いて~この松には吹かないという選り好みを風はしません。

 何千本か何万本か有るかは分かりませんが…

 すべての松に差別することなく平等に風が吹いて同じ歌を唄わせている。

そういう意味になります。

 🪷吟風☆*~🧘☆*~🪷一様松☆*~

 この風は「仏性」です。

 「草木国土 悉皆成仏(そうもくこくど しっかいじょうぶつ)」

 【生きとし生けるものすべて仏性有り】

と言われます。

 お釈迦様の教えは宗派を超え宗風は、ありとあらゆるものに吹いて、差別をしません。

 ですから✨あなたも🙏ほりさんも絶望したり落胆しないで、その風を信じて生きましょう。

 差別のない世界、平等の社会。

 人と比べる必要は有りません。

 ✨あなたは✨あなたのままで…

 🙏ほりさんは🙏ほりさんのままに…

 幸せは”今、ここ、わたし“に有りますョ。

 秋風のメロディーに身も心も洗われて自分らしく生きましょう。

 禅は“こころ”です

 🪷一🍓一🖼☆*~🧘‍♀🪷一期一会☆*~

 私たちの人生は、一生のうち、どれだけの出会いを経験するでしょうか⁉️。

 人生を変えるような大きな出会いも、勿論(もちろん)あるでしょう。

 でも、ほとんどが意識すること無く、小さな出会いで終わってしまうことでしょう。

 朝のウオーキングで出会って挨拶する人…

 犬の散歩で時々会って挨拶する人…

 知人を介して一度だけ話した人…

 いつも同じ通勤電車やバスで乗り合わせる人……

 顔を知ってる程度で、ほとんど意識することもない関わりも有ります。
 
 そして、こうした出会いも「一期一会」です。

 🪷一🍓一🖼☆*〜🧘‍♂🪷一期一会☆*〜

 《一期》(いちご)とは…
 人間の一生です。

 《一会》(いちえ)とは…
 ただ一度の出会いを云います。

 元々は茶会の心得を説いた言葉です~
 現代は、人と人の出逢いについて広く使われています。

 「そもそも茶の湯の交会(こうえ)は、一期一会といひて、たとへば幾たび同じ主客と交会するとも、今日の会は再び帰らざることを思へば、実にわれ一世一度の会なり」
       井伊直弼「茶湯一会集」より

 茶会に臨むときは、それが一生にたった一度の機会と心得、亭主・客ともに互いに誠意を尽くしなさいと説いています。

 🪷一🍓一🖼☆*~🧘🪷一期一会☆*~

 出逢いは一生にただ一度きり、だから儚(はかな)いものだと言うのではなく、「ただ一度しかない出逢いだからこそ、今という時の巡り合ったご縁を大切にしよう」

 それが「一期一会の心」です。

 毎日のように顔をつき合わせる家族や、友人、同僚などの会話も、私たちは当たり前のようにしています。

 でも、今日と同じ日は二度と来ません。

 お互いに「おはよう」と交わす言葉もその瞬間は「一期一会」です。

 今日✨あなたは誰に、どんな風に挨拶しましたか⁉️。

 禅は“こころ”ですョ

 🪷一🍓一🖼☆*~🧘‍♀🪷一期一会☆*~