こころ禅…365日『一🍓一🖼️』日めくり言葉 R24. 4―2


 ほりさんの笑顔の『一期一会』 


 【人生は一生に一度の出会い…大切にしよう】を感じ、思いをお届けします~


 《心に響く…禅のことば》〜 

 【美しい四季の香り…『一🍓一🖼』禅】 禅は“こころ”です 


 🌸桜花☆*~🧘‍♀☆*~🌸無尽蔵☆*~


 『桜花無尽蔵』 

  (おうか むじんぞう) 


 【一輪の桜の花の命は短いけれど… そこに尽(つ)きることの無い永遠の生命を見い出す…】


 禅人の境涯を表した言葉です~


 🌸桜花☆*~🧘‍♂☆*~🌸無尽蔵☆*~


  ひらひらと舞い散る桜の花びらが一つ…

  

 ここまでの過程を想像すると、芽がやがて木に育ち、🌸花が咲き、🌸花が散り、また次の年に🌸花が咲き、と一枚の🌸花びらが落ちるまで、命が繰り返されている様子が目に映ります~


 桜の花びら一枚で感じ取ることの出来る、無限の命の世界ですネェ~


 🌸桜花☆*~🧘☆*~🌸無尽蔵☆*~


 「桜花無尽蔵」とは… ✨あなたが桜の花で🙏ほりさんが桜の木です~ 


 近くに樹齢60年以上の桜の木があります~

 毎年、満開の花を咲かせては、いつの間にか数日で散る運命です~

 それでも桜の花の美しさは無尽蔵の美しさ〜有り難さがあるという禅語です~ 


 🌸桜花☆*~🧘‍♀☆*~🌸無尽蔵☆*~


 《無尽蔵》とは… 万物の命を包み込む無限の大宇宙を現しています~


 いくら取っても無くならないもの、無限のもの〜広大で尽きることのない徳のことです~

 まさしく、この世の真理を悟られたお釈迦様の教え、そのものです~


 〈無尽蔵〉を桜の花に例えるのは… 

 この世は一瞬一瞬、移ろいでいて諸行無常の世であり、つぼみが花ひらき~散り〜若葉が生(は)え〜太陽のエネルギーを沢山頂き~成長し〜また蕾(つぼみ)が生まれます~


 この命は受け継がれて代わって行くということが“絶対に変わらない真実”であると云うことです~


 美しい桜の花を見て感動をすると〜心が感激して〜有り難さに感謝が生まれます~ これが「Thanks(サンクス=有難う感謝)」です~の意味になりますョ~


 🌸桜花☆*~🧘‍♂☆*~🌸無尽蔵☆*〜 


 「桜花無尽蔵」のように、また来年も🌸桜の木の下で逢いましょう… 


 “願わくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月の頃”


  西行法師は、この和歌に「どうか、春の、桜の花の咲く下で死にたいものだ…

  あのお釈迦様が入滅なさった二月十五日頃に」という願いを込めました…


 禅は“こころ”ですョ~ 


 🪷一🍓一🖼☆*~🧘‍♀🪷一期一会☆*~


 私たちの人生は、一生のうち、どれだけの出会いを経験するでしょうか⁉️〜


 人生を変えるような大きな出会いも、勿論(もちろん)あるでしょう~

 でも、ほとんどが意識すること無く、小さな出会いで終わってしまうことでしょう~


 朝のウオーキングで出会って挨拶する人…

 犬の散歩で時々会って挨拶する人…

 知人を介して一度だけ話した人…

 いつも同じ通勤電車やバスで乗り合わせる人……

 顔を知ってる程度で、ほとんど意識することもない関わりも有ります~

 そして、こうした出会いも「一期一会」です~


 🪷一🍓一🖼☆*〜🧘‍♂🪷一期一会☆*〜


 《一期》(いちご)とは…

 人間の一生です~


 《一会》(いちえ)とは…

 ただ一度の出会いを云います~


 元々は茶会の心得を説いた言葉です~ 現代は、人と人の出逢いについて広く使われています〜


 「そもそも茶の湯の交会(こうえ)は、一期一会といひて、たとへば幾たび同じ主客と交会するとも、今日の会は再び帰らざることを思へば、実にわれ一世一度の会なり」     井伊直弼


 「茶湯一会集」より 茶会に臨むときは、それが一生にたった一度の機会と心得、亭主・客ともに互いに誠意を尽くしなさいと説いています~


 🪷一🍓一🖼☆*~🧘🪷一期一会☆*~


 出逢いは一生にただ一度きり、だから儚(はかな)いものだと言うのではなく、「ただ一度しかない出逢いだからこそ、今という時の巡り合ったご縁を大切にしよう」 それが「一期一会の心」です~


 毎日のように顔をつき合わせる家族や、友人、同僚などの会話も、私たちは当たり前のようにしています〜

 でも、今日と同じ日は二度と来ません〜 お互いに「おはよう」と交わす言葉もその瞬間は「一期一会」です~


 今日✨あなたは誰に、どんな風に挨拶しましたか⁉️〜


 禅は“こころ”ですョ~


 🪷一🍓一🖼☆*~🧘‍♀🪷一期一会☆*~