ほとんどのターゲット被害者の関心は加害相手の特定に必要なものだ。つまり、それがあれば何かできると思い込んでいる。
だが、仮に加害相手を特定するような組織名を加害組織から、あるいは、加害されながらの状況からの推定で「特定」しても糞の役には立たないと断言できる。
もし、加害相手が我々ターゲット被害者側で分かるなら、とっくにわかっていて裁判なり警察なりを使って何かできるだろう。
加害組織が分からないのは当然だ。わかるようにやるわけがないし、わかるようにやるのはお門違いな相手を思わされるだけだからだ。
問題の核心部分は、被害解決ではなく被害実感の軽減であり、それは植えつけられた被害妄想の除去にある。なぜなら、被害妄想を植え付けられることが我々の最大の被害だからだ。被害妄想のために就職、家庭内、職場などで孤立することになる。
つまり、被害妄想のために余計な手間や時間、金を使う羽目になる。
被害妄想の除去のためには、加害組織の神経コントロールと神経モニターと、マインドコントロールの技術を理解する必要がある。とはいえ、加害レベルが低い場合は、理解する経験がないというか、理解する余地がないためずっと被害意識を妄想のまま引きずるだけになるだろうことは、しょうがないと言えばしょうがないだろうな。
行動を起こして墓穴を掘ってしまった被害者では、そのままの妄想で人生を送るのも致し方ないと言えるかもしれない。