ずっと観てみたかった映画を観ました。
樹木希林さんの最期の作品でもある『日々是好日』。
観ていて、早速、茶道を学びたくなった。
母親がもうずーっと長く習っているので、たまにお抹茶をいただくことはあるんだけど、自分が茶道を習った経験はない。
茶道は奥が深い。
日本文化は、素晴らしいな。
日々是好日の解釈は調べると色々あるのですが、私の中でしっくりきたのは…
こだわり、とらわれをさっぱり捨てきって、その日一日をただありのままに生きる、清々しい境地です。たとえば、嵐の日であろうと、何か大切なものを失った日であろうと、ただひたすら、ありのままに生きれば、全てが皇室なのです。好日の好は好 悪の好ではありません。「嵐か、よし、嵐にするものぞ!」、「失ってしまったか、よし、どうにかこれを改善しよう!」と積極的に生きる決意゛よし゛が゛好゛なのです。
禅では、過ぎ去ってしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ぬ明日に期待したりしません。目前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、ただ、今、この一瞬を精一杯生きる。
その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、それは今までにない、素晴らしい一日となるはずです。
コチラを参照しました。
今、ここ。
ですね。
樹木希林さんのセリフの中に、
「頭で考えないで自分の手を信じなさい」
「始めに形を作っておいて、後から心が入るもの」
「五感を使って全身でその瞬間を味わう」
「毎年、同じことが出来る幸せ」
沢山の言葉が心に染み入ります。
淡々とした生活、気持ちが静かに動く感じの映画です。
派手な演出や展開もないのですが、日常の中にある幸せや感情の大切さを感じさせてくれる、「今、ここ」なんだよなぁ~。
今日は、山小屋の荷揚げの日だったんだけど、生憎の天気で延期になった。
毎年、同じ日にヘリの予約をしているのだけど、天気に寄ってかなり左右される。
どうにもならないのだ。
晴れていてもヘリポート辺りに雲がかかっていたら飛ばないし、仕事もできない。
日々是好日。
だな。
ありがとうございます☆