最近は、ChatGPTを使って、本も書けるようになっているとか!
で、ChatGPTで出力した文章の2割ほどを修正して書かれたという本を読んでみた。
うん、確かに理路整然とした文章にはなっている。
ただ、その文章からこういったことを伝えたいのだ!という熱意が伝わってこない。
行間からにじみ出る、作者の思いがない。
だから、面白くない。感動しない。
マニュアル本を読んでいるようなものだ。
どんない分厚いマニュアル本でも、そこの文章に心を揺さぶられるようなことがないから、読む気が起きないのだ。
『心に愛がなければどんな言葉も人の心に響かない』とは、『ラストレター』に出てくる、一文であるが、ChatGPTに、このような文を書けるのだろうか?
『ChatGPTに愛はあるか』と、問うてみた。
『ChatGPTはプログラムであり、感情や意識を持っていません。したがって、愛や感情を抱くことはありません。ChatGPTは情報を処理し、ユーザーの質問やリクエストに対してテキストベースで応答することができる言語モデルですが、これは単なる計算とプログラムの応答に過ぎません。感情や愛に関連する概念は、人間の経験や心の領域に特有のものであり、機械やプログラムには適用されません。』
心に響かぬ回答であった。