チャンプ

本当に感動できる映画って少ないですよね。
私の場合は、50本観て１本あるかないか。
この映画は、そのうちの1本です。
この映画を観たことのある人なら、異論はないでしょう。

泣けるを映画をさがしているのならば、まず間違いありません。
私は、10年ほど前に、友人から薦められて観ました。
そのとき、号泣したのを覚えていて、もう一度あの感動をということで最近、もう一度観ました。
10年前ほどには、感動しなかったことに軽いショックを覚えています。
（冷たい人間になったからか？）
でもやっぱり、名作だなあと思います。

この映画の素晴らしさは、子役がいいことです。
誕生日のプレゼントをもらって喜ぶシーン、
父親が捕まって、母親のもとへ行くように言われてダダをこねるシーン、
すんなりと観る者に違和感なく伝わってきます。
決して無理な感じがしない。
そして、ラストシーンでは、TJを演じるリッキー・シュローダーが迫真の演技を見せてくれます。

単純な映画です。筋が込み入っていたり、映像技術が優れていたりとか、謎かけがあるような映画ではないです。

どんなに、カッコいい映像であっても、お金がかかっていても、
作品が持つテーマが薄っぺらい作品には、感動できません。

この映画では、ストレートに親子の愛が描かれています。
それが、胸に響くのですね。

チャンプ [DVD]

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