本日の帰り道、左折して太い道に合流する場所で、車列が途切れるのをいつものように待っていた時、この付近に中高と同じ学校に通った友人の自宅があったのを思い出しました。今、私が合流しようとしている太い道は以前は存在しておらず、自動車がギリギリすれ違える程度の道が、古い住宅街の中を曲がりながら続いていました。新しい道の工事が始まった時、彼の自宅が新しい道路にかかっているのか気になったのですが、その時点ですでに数十年以上も連絡を取っておらず、道路が完成してからも確認したことがありませんでした。今朝の最低気温は昨日よりも10度も低く、急に秋めいてきたことが、私の心理に影響を及ぼしたのかもしれません。左折ではなく右折して、旧友の自宅を探すことにしました。新しい道にぶち抜かれた住宅街には昔の面影はほぼなく、捜索は難航するかと思われましたが・・捜索開始から20秒程で目的地を発見してしまいました。旧友の自宅があった場所は、新しい道路の歩行者用地下通路の出入り口になり、旧友の自宅は跡形もなくなっていました。もしかして、近所に代替地をもらって住んでいるかもしれないとも思いましたが、探すことはしませんでした。あまりにも長い期間、離れ過ぎました。新しい家を発見した所で、過ぎた時間が埋まるわけではないのです。
さて、急に秋っぽくなってきたので、手当たり次第に多肉さんの植え替えを開始しました。まずは調子が悪い多肉さんからスタートです。
尖がった葉っぱの多肉さんは、別に調子が悪そうにも見えないかもしれませんが、枯葉が溜まっていましたし、何よりも・・
傾いているのが私としては気になりました。マメに鉢回しをしていたら、こんなことにはならなかったはずなんですけどねえ・・。放置し過ぎましたね・・。丸い鉢に植わってるので、四角い鉢だから回せなかったという言い訳もできません。
あっという間に作業終了です。
傾けて植え込むことでまっすぐに偽装しました。今気が付きましたが、変な所にピントが合っています。長い付き合いのカメラですが、私の意図が伝わらなかったようです。
残りの2鉢は1鉢にまとめました。
冬の間はすべての鉢を屋内避難するので、鉢数は少ないのに越したことはありません。久々にオリジナルの土入れが活躍しました。廃物利用の道具って、どこか貧乏くさいものですが、この道具に関して使いやすいという印象の方が完全に勝っています。
夏の風物、そうめん状態になっていた多肉さんも植え込みます。昨日の画像を再掲載します。
美しい根っこですが、水の中で出た根っこなので細根がありません。土に植えると細根が出て来るのでしょうか・・。私にわかるはずもありません。
あっという間に作業終了です。
何本植わってるのかさえわかりませんが、あまり細かいことを考えていると先に進みません。少なくとも何もしないよりは良かったはずです。
もう一つ、水に浸けていた多肉さんで締めます。
おっと!多肉さんではなく、草花塊根さんでした。挿し木だと塊根は出来にくいのですが、私は塊根は土に埋める主義ですし、葉っぱが美しいだけで十分に楽しめています。一応、発根もしています。
思ったよりは根が張っていませんでしたが、作業を開始してしまったので、そのまま植え込みました。
肉眼では感じませんでしたが、画像で見るとかなりズサンな植え方です。この草花塊根さんは成長が早く、すぐに剪定する機会があると思うので、樹形はいくらでも整えることが可能なので気にしないことにしました。何より土に植えることが出来たので満足です。グズグズしていたらアッと今に冬が来てしまいます。手当たり次第に植え替えをする季節のスタートです。