先日、購入した掃除機のサイクロンユニット、プチ改造するとゴミの分離能力が上がるというのでやってみました。まずは対象の機材をご紹介。

 

 

ロングタイプもあるのですが、私は狭苦しい場所で使用することが多いので、ショートタイプが気に入っています。さて、プチ改造とは・・

 

 

メッシュの先端の広がった部分の口径をさらに大きくすると、下に溜まったゴミが巻き上げられなくなり、分離能力が上がるというのです。日本酒のワンカップのプラスチック蓋を使ってみることにしました。私は10年前に酒をやめたのですが、鉢の受け皿として使っていたので現在まで残っていたのでした。半信半疑なのでテープでくっつけました。

 

 

この部分にどのような力が加わるのか、私の脳のシュミレーション能力では予測できませんでしたが、外れたら外れたで構わないので取り合えず使ってみることにしました。実験用のゴミを用意しました。

 

 

我が家にはゴミはいくらでもありますので、配合も今回の実験に適したものにすることができました。実は今回のプチ改造で一番気になっていたのは、サイクロン内の隙間が狭くなったので、大きな土の塊が引っ掛かるのではないかということでした。これが引っ掛かるようだと我が家では使えません。

さて、吸い込んでみました。吸引力や動作音に変化がある様には感じませんでした。あっという間に吸い込みは終了。当然ながら掃除機としての性能は十分です。ダストカップの中身をチェックしてみました。

 

 

一番の気がかりだった大きめの土の塊も問題なく吸い込めていました。さて、紙パックにはどれくらいゴミが到達しているでしょうか。紙パックを外してチェックしてみます。

 

楽しみを後に取っておくため、出来るだけ中身を見ないようにひっくり返しました。さて、どれくらいゴミが入っているでしょうか。心の中でドラムロールが鳴り始めました!結果発表です!

 

 

それなりに土が到達していましたが、今回は実験のために、一度に大量のゴミを吸い込んでこの程度ですから、普段の掃除で紙パックまで到達するゴミはほとんどないのではないかと思います。もとより私はサイクロンユニットだけで100%ゴミが分離できるとは思っていません。すり抜けるゴミがあることを見込んで、メンテを楽にするために紙パック式を選択しています。なので、この結果は大満足です。満足できないのはこの実験そのものです。改造してからブログのネタにすることを思い付いたため、改造前に実験をしていないのです。こういうレポートは、改造前と改造後で比較しないと意味がないので、これは大失態です。というわけで、ここからは科学ではなく、私の個人的な感想になりますが、サイクロンユニット内のゴミの動きを見た限りでは、一度に大量のゴミを吸い込まないことと、マメにゴミを捨てることを守っていれば、改造前と後で大きな違いはない気がします。メーカーが実験を重ねた上でこの設計に落ち着いているわけですから、当然と言えば当然です。特に害もないようなので、しばらくこのまま使ってみようと思います。

すでに長文になってしまったので、1つだけ多肉さんをご紹介して締めます。伸び過ぎた多肉さんを剪定したのを記事にしたことがありました。これですね。

 

 

剪定した枝は水を入れたグラスに投げ込んで放置していたのですが、久々に確認したらずいぶん元気そうでした。

 

 

鉢に植わっている時より葉っぱの表面が艶々していますし、緑も綺麗です。もしやと思ってグラスの中を見てみました。

 

 

夏の風物、そうめんが完成していました。この多肉さんは、水耕栽培でもいけそうです。部屋の中でも楽しめそうだし、このまま水耕栽培でやってみようかと思いましたが、すぐに考え直しました。私のような放置を一つの技術と考えている人間は、いずれ水を腐らせてしまうのが目に見えています。土に植えることにしました。今夜はいろいろやることがあるので、明日にでもやってみようと思います。