天気予報からしても、実際の空の雲の様子からしても、いつ雨が降ってもおかしくない雰囲気なのですが、今週になってから雨は降っていません。乾燥中の多肉さんがいい感じになって来たので植え込むことにしました。植え替え適期ではないと思っていましたが、最高気温が低くなってきているので、可能な限り土を落としてみました。

 

 

まるで塊根さんのような古木感があります。この感じ、私にとっては猫に小判・・もとい!猫に鰹節、渡りに船です。ちなみに猫に魚と肉を選ばせると、多くの猫は肉の方を選択すると聞いたことがあります。このことわざが作出された頃の日本では肉食の文化がなく、動物性の食材というと魚だったという事情なのでしょうか。まあ、猫の歯の鋭さは私は承知していませんが、それにしても鰹節は固すぎでしょう。焼き魚くらいで良かった気がします。脱線しました。多肉さんのお話に戻ります。この多肉さんは根っこが太くて群生するタイプですが、根っこが細くて全く子株が出ないタイプも多いです。そのタイプでも古木感は出るのですが、一本松あるいは蛇のような姿になります。個人的には群生タイプの方が好きです。まあ、これは個人の好みの話です。

さて、こんな感じに植え込みました。

 

 

根っこはしっかり土に埋めました。埋まっているべきものは埋める主義です。本来の姿に回復してくれることを強く期待しています。

さて、雨ざらしで葉っぱがほぼ落ちましたが、新芽が出て来た多肉さんをご紹介。

 

 

葉っぱがある時には気付かなかったのですが、この枝ぶりは心惹かれました。私にとっては悪くない枝ぶりです。この多肉さん、復活の兆しが見えていること自体に価値があります。もうダメかもと思っていましたからね。応援の意味を込めて、しかし、鉢から抜くとバラバラになりそうだったので、鉢から抜かずに半分程度の土を入れ替えました。極力、根はいじっていないのですが、本調子でない多肉さんにとっては迷惑だったかな・・。今後の展開に注目です。

鉢から抜かずに土を入れ替える方法が気に入り、練習も兼ねてもう一つ処理しました。

 

 

この多肉さんは挿し木の寄せ植えのため、引っこ抜くとバラバラになって元に戻せなくなることが予想されましたが、うまく土を入れ替えることができました。根っこが付いている小さい株を植え込むのは私は非常に苦手です。手が二本ではとても足りないと思うことがしばしばありますが、この方式は気に入りました。

ここでアイディアが降ってきました!引っこ抜かないで土を入れ替える方式なら、以前から棘に阻まれて植え替えが出来ない多肉さんのメンテが出来るかもしれません。善は急げです。

 

 

・・・

一見しただけで無理とわかりました・・。全く隙間がないため、土を抜くことも入れることもできません。それにしても、よくこんな状態で生きています。しかも調子が悪そうでもありません。当分、このままで大丈夫かもしれません。

いよいよ花が終わりの多肉さんで締めます。

 

 

初めて花が観られて良かったです。ちょっと見ない間にネバネバする害虫が付き始めたため、早めにカットした方がいいかもしれません。この多肉さんの花が咲いたのもそうですが、今年の夏は今まで経験したことがない現象がいくつかありました。いつもの夏と何かが違うような気がします。何が違うんでしょうねえ・・。同じ夏は二度と来ないということでしょうかねえ。昔の歌謡曲みたいなセリフです。