種まきはしないはずの私が、小学校以来、久々に蒔いた種がありました。芽が出て本葉が出て、なんだ、私でも出来るじゃないかと思い始めていましたが、それは錯覚だったようです。最近、急に成長スピードがダウンしてしまいました・・。成長しないどころか、茶色く枯れた部分が目立ち始めました。部屋の中でLEDで育成していたのですが、このままではダメになると思いました。

 

 

一番調子がいいやつでも未だにこのサイズ感です。今の環境でこの鉢一杯の大きさに成長するには、後100年はかかることでしょう。いや、その前に枯れますね。ここで私は2つの決断をしました。最初の決断は、育たない多肉さんにLED照明を当て続けるのは電気料金の無駄なので・・もとい!風通しを確保して成長を促進するため、屋内栽培は本日で終了とし、屋外栽培に切り替えることです。もう一つの決断は、私には種まきは無理とわかったので、種まきは昨晩注文した種で最後とすることです。昨晩注文した種とは何のこと?と思われた方も多い事でしょう。実は昨晩、ネットで面白そうな種を見つけて注文してしまったのです。決断がもう少し早かったら、犠牲種が増えなくて済んだんですけどねえ・・。

やはり、私にはこぼれ種が勝手に芽吹いたものだけで十分です。

 

 

この多肉さん、至るところで芽吹いてます。最初は雑草かと思ったくらいです。

ふと、私が種まきに興味を持ったきっかけをお話したくなりました。それは、数年前に読んだ園芸関係の本なのです。その本の中に、園芸というのは種から育てるものであって、もうすぐ花が咲く程に育成された苗をお店から買ってきて、プランターに植え込んだだけなんてのは園芸ではないんだという風なくだりがあったのです。なるほど、そういう考え方もあるんだなと感心しつつ、私は園芸をしているつもりはないので関係ないと思ったのでした。しかし、それから数年が経過しても、その考え方は心の何処かに残り続けていました。そして、ある日、割と自然に種を購入するに至ったのでした。新しい世界に足を踏み入れた気がしました。私には必要な経験だったと言い切れますが、残念ながら種まきは性に合っていないこともわかりました。運悪く私に買われてしまった種さんには気の毒なことをしてしまいました。何となくですが、ここから急に調子が良くなることはないような気がします。一言でいうとマメさが足りないのだと思います。マメじゃないから多肉さん以外の植物の多くは、我が家では枯れてしまうのでした。

さてさて、話は変わって、調子を崩したので植え替えをした多肉さんをご紹介します。植え替え直後の様子を再掲載します。

 

 

 

一見して水不足です。それが本日はこうなっていました。

 

 

かなり元気になったように見えるのですが、親の欲目というやつでしょうか。シワが少なくなって、丸みが出てきたような気がします。ここまで変化があると嬉しくなってきます。多肉さんの回復力、本当に素晴らしいです。

以前の縞々マイブームで手に入れた球根さん(?)で締めます。

 

 

葉っぱの所々が軟体性不快生物に食い荒らされ、ハート形の雑草さんも同居しています。いかにもブームが終わった感が漂っていますが、がっかりするのは早いです。ブームは繰り返すものですし、実は数日前からマイブームが再来している気がするのです。おそらくここ数日中には縞々グループにメンテが行われ、軟体性不快生物がやって来ない、安全な場所に移動することになるのではないかと思います。そうなったら、またご紹介したいと思います。