昨夜は暴風雨と言っても過言ではない雨降りでした。ベランダの奥にあった鉢まで、鉢底から水が流れ出るくらいしっかり水やりが出来ました。ここまでの降りになるとは思っていませんでしたが、雨が降ること自体は天気予報どおりで、特に驚いてはいなかったのですが、朝に4センチくらい雨水が溜まったトレイの中で、水泳状態になっている多肉さんを発見した時は驚きました!トレイには水抜きの穴を開けてあるので、こんなに水が溜まるはずはないのです。ゴミで穴が塞がった?雨が大量過ぎて排水が間に合っていない?実は目の錯覚?考えているより、触ってみれば確実です。指先でトレイを探ってみたら・・なんということでしょう!穴がないのです!穴を開けていないトレイを、しかも、一番雨が当たる場所に使ってしまっていたのです・・。こういうことってあるんですなあ。まあ、所詮は私がやることですからね。ブログにぴったりのネタなのに、対応に精一杯で写真を撮ることはできませんでした・・。緊急に穴のあるトレイに交換して対応終了としました。今朝、点検しなかったら、多肉さんが危ない所でした。

さて、私は種蒔きはしない人です。理由は2つ。そんな面倒なことをしたくないのと、蒔いてもうまく育てられないからです。我が家で種から育ったものもありますが、基本的にはこぼれ種が勝手に芽吹いたのを移植したものです。しかし、多肉さんは、私がそんな人間なのを知るはずもなく、どんどん種が出来ていました。

まずはこの多肉さんをご紹介。

 

 

LED照明に変えてからすごく調子がいいのですが、よくよく見てみたら・・

 

 

花が咲いたことすら気づいていませんでしたが、種が出来ているようです。すでに抜け殻になっているのもありますが、集めてみました。

 

 

結構な数が集まりました。この多肉さんは一株しかないので、自家受粉したのでしょう。ネットの情報によると、かなり発芽率は高いようです。なるほど、この多肉さんのお値段が庶民的なのは、自家受粉でどんどん殖えるからなんですね。折角なので、蒔いてみようかと思います。

お気に入りのワサワサ多肉さんも種が出来たようです。

 

 

これも花が咲いたのに気付いていませんでした。どんな花が咲くんだったかなあ・・。まあ、例によって大した花ではなかったとは思います。さて、種を取り出してみました。

 

 

ん?種が白いということは、まだ未成熟だったのでしょうか。自分で種を取り出したことがないので、よくわからないのでした。この多肉さん、我が家の環境が今一つ合わないのか、種からだと成長するのにすごい時間がかかってしまうのです。今回、もし蒔くとしたら、実験的に水や肥料をたくさんやってみようかなと思います。

本日の締めは花が終わった猫の尻尾です。

 

 

花の命は短いと言いますが、我が家の多肉さんの中ではトップクラスに開花期間は短いです。受粉していないからなのか何なのかわかりませんが、この段階になると手で軽く触れただけでボタボタ落ちます。余計な茎がいつまでも執念深く残り続けたり、多肉さんの体にへばり付いて変色の原因になったり、枯れた花にはいいイメージがないのですが、この花の振る舞いは実にクリーンでさわやかです。他の花にも見習ってもらいたいと思います。