今朝は雨降りでした。空気だけで育つと勘違いして手に入れてしまった多肉さん達を庭の枝にぶら下げました。

 

 

風呂場でシャワーをかけるのがいつもの水やり方法ですが、数時間に渡ってシャワーをかけ続けるなんて芸当は、水がもったいなくてとても出来ません。しかし、天然の雨ならそれが可能です。天然の雨には栄養になる成分が入っていて植物が元気になるという説、栄養どころか有害な成分が入っているという説、毒にも薬にもならぬという説等、諸説ありますが、今までの経験では、良い効果が出ることが多かったと思います。含まれている成分うんぬんより、風に吹かれたり自然な日光を浴びる効果が大きいのかなと思います。なお、お世辞にもマメに水やりしているわけではないのですが、何とか枯れずに生きているということは、空気で育つという宣伝文句もまんざら嘘ではないのかもしれません。

さて、お気に入りの多肉さんに残念な変化が起こってしまいました・・。

 

 

中心部が妙に伸びてきたのです。たぶん開花してしまうのではないかと思います。折角ここまで成長したのに、ど真ん中が花になってしまったら樹形が崩れてしまいます・・。というか、すでに崩れ始めてます・・。非常に残念です。そこまでの代償を払う価値のある花ならまだ救いもありますが、全然大した花ではなかったと思います。そこら辺で普通に咲いている草花さんの花の方が余程綺麗だったと思います。まあ、こうなったら仕方ありません。子株が出るはずなので、それをまた育てることにいたしましょう。

さてさて、先日、ホームセンターで衝動買いした多肉さんですが、植え替えることにしました。これですね。

 

 

すごく小さい鉢ですが、プラスチックではなく素焼きの鉢なので重みがあって安定しており、このまま育成することも可能と思いましたが、水をやっていたらすごくイキイキしてきて、早めに植え替えしたら、さらにいい結果が出るかもと思ったのでした。さて、引っこ抜こうとしたら・・むむむ!ビクともしません。この手の多肉さんの根っこは、いろんなものに張り付く性質があるので無理しない方がいいかもと思いましたが、しかし、くっつき方が強力過ぎて、何か不自然なものを感じました。金属のへらを差し込もうとしましたが、普通の力では全く入りません。これは何かおかしいです。少しずつ少しずつ、へらの入る部分を作っていきました。焦れば多肉さんを傷める可能性がありましたが、何とか引っこ抜きました。やれやれと思いながら根っこを確認すると・・・

ん?なんだこれ?

 

 

驚きました。接着剤らしきもので鉢としっかりと接着されていたのです。なるほど、これでは抜けないわけです。最近はこういう植え方が流行りなのでしょうか。あるいは、ずっと育成するというより、ある程度の期間楽しめればいいという考えの、いわば切り花的な商品なのでしょうか・・。今後、根っこが生えてくるであろう部分も接着剤がごってりと付いていますが、これは問題ないのでしょうか・・。問題があるとしても、非常に強力にくっついているため、剥がすのは不可能ですけどね。取り合えず、そのままヤシの実チップに植え込みました。

 

 

こうしてみると普通の鉢植えです。普通に楽しめます。今後、根っこの接着剤がどうなっていくのか、新しい興味も生まれました。次回の植え替えが楽しみです(植え替えまで生存していればですが・・)。

本日の締めはこの多肉さんです。

 

 

葉っぱの張りも良くなってきました。いい季節がやってきたんですね。この多肉さん、数年前の元旦大凍結事件の生き残りです。生き延びはしたものの、その後、長期間に渡って不調が続きましたが、今年は完全復活の兆しがあります。土が古くなっているので植え替えをして成長を応援したいのですが、チマチマ多肉さんが居候しています。植え替えすると軟弱なチマチマ多肉さんはバラバラになってしまいそうです。勝手に居候している、いわば不法侵入多肉さんなので気にすることはないかもしれませんが、チマチマ多肉さんも気に入っているので、できればうまく活かしたいです。これは思案のしどころです。ちなみに、こういう思案は割と好きです。