昨夜、雨が降ったのは承知していたのですが、朝、屋外多肉さんの点検をする時間はありませんでした。しばらく水をやっていないし、これしきの雨で腐り果てることはないだろうとは思っていましたが、帰宅後、一息つく時間も惜しんで点検を開始しました。ちょっと傾けただけで水がザーザー流れ出すトレイもありましたが、ほとんどはほぼ乾いている状態でした。トレイによってずいぶん違いがある理由は不明。入っている多肉さんの吸水力の違いでしょうかねえ。さて、今年から、雨の当たる場所のトレイと、雨の当たらない場所のトレイを、必要に応じて入れ替える作業をすることにしました。トレイごと入れ替えるだけなのであっけなく作業終了。これで効果があれば御の字です。昨年は雨除けを設置してメンテナンスフリーにこだわった結果、雨除けの中に放置されて調子を崩した多肉さんが多数ありました。多肉さんのような生き物を扱う世界で、メンテナンスフリーなんてありえないことを肝に銘じた失敗でした。メンテナンスも楽しみの一つだということを、昨年の私はすっかり忘れていたのでした。

さて、点検中にとんでもない状況を発見!先日、高く伸びた花芽にアリが集まっているのをご紹介しましたが、本日は尋常でない数のアリが集まっていたのでした!衝撃が強いと思うので、小さい画像でご紹介します。

 

 

花が開き始めていますが、これだけ黒い生物が目立ってしまうと気持さ悪さの方が勝ってしまい、美しいなんて思えないのでした。ちなみに黒いのはアリだけではなく、半分くらいはアブラムシです。まさにアリのアブラムシ牧場なのです。ちなみに、この辺りはまだマシな方で、先端部はすごいことになっていました。私も二度と見たくないので、さらに小さい画像でご紹介します。

 

 

黒くなっている部分が全部アリとアブラムシです。もうぶった切るしかありません。切った花は、いつものように切り刻んで土に埋めました。

 

 

埋めてから思ったのですが、アブラムシは土の中では生きられないとしても、アリは土の中は得意なのではないかと・・。アリは土の中に住んでますからね。生き延びたアリがアブラムシを救出してしまうかも・・。燃えるゴミに入れるべきだったか・・。まあ、今更仕方ありません。這い出て来た時のことは、その時に考えることにしました。花芽はアブラムシにやられましたが、多肉さん本体は大丈夫に見えます。

 

 

アブラムシのアの字もありません。ちょっとだけ、ホッとしました。

さて、またしてもマイクロプラスチックの巣を発見しました。

 

 

先日の画像を使いまわしているわけではなく、全く別の鉢です。この球根さんにだけ、劣化した鉢をまとめて使ってしまったんですなあ。一体、どういうめぐりあわせなのでしょうか。考えてもわかるわけありません。さて、引っこ抜いてみました。球根は太っているでしょうか。

 

 

おお!立派に太っていました~!育てやすくて球根も太りやすくて、なかなか楽しい品種です。これはおそらく種から育ったのだと思います。挿し木したのもあるはずで、球根の成長の違いを確かめたいのですが、どれか挿し木かわからなくなってしまいました。昨年、植え替えた時、挿し木の根っこはわずかに膨らんでいるかなという程度でしたが、いずれは普通の球根にまで成長するのでしょうか。今後、植え替えが進めばわかるかもしれません。

さてさて、あまり根をいじらずに植え替えました。ご紹介して締めとします。

 

 

ヒラヒラした葉っぱに水玉模様がなかなか可憐です。ひ弱な感じがしますが、地下に球根があるため、思いの外丈夫です。私の管理でも枯れたのはないと思います(たぶん)。さて、いよいよ多肉さんのもっとも危険な梅雨時がやってきます。毎日のパトロールをおろそかにしないようにしたいと思います。