2階のベランダの水やりに電動噴霧器を使うのは大成功でしたが、電動噴霧器にどうやって水を運ぶかは未解決問題のままでした。これを解決すべく、ある機材を発注していたのですが、届いたので使ってみることにしました。届いた商品というのはこれです。

 

 

ポイントは右側の黒い機械です。電動ドライバーを接続して使うミニポンプです。左側は取水先に取り付けるフィルターです。ホースも調達しました。

 

 

ホームセンターで普通に売っていると思いますが、今回はついでに通販で購入しました。このようにつなぎました。

 

 

2階で電動ドライバーを操作して、1階から水を吸い上げようという計画です。こんなことをしなくても、2階までなら水道の水圧だけで水は上がるのではないか?と思われる方も多いと思います。おそらくそうだと思いますが、電動ドライバーで使えるミニポンプをいう機械を使ってみたかったのでした。

取水側も準備できました。

 

 

使っていない大きなバケツの活用法が見つかって良かったです。このバケツ、空気だけでは決して育たないのに空気だけで育つかのように売られている多肉さんを水にどぶ浸けするために購入したものです。例えばこういう多肉さんですね。

 

 

しかし、使われたのはわずか1回でした。多肉さんをドブ浸けできる程の水量を溜めるのは大変で、それよりは風呂場で水のシャワーを浴びせる方がはるかに簡単だったのでした。

さて、十分に足りるであろう長さのホースを購入したので心配していませんでしたが、出水側も無事にセットできました。

 

 

さて、テストしてみます。電動ドライバーをつないで回してみます。あっという間に水が出て来るかなと思ったのですが・・・

全く水が来ないのです。取水側の様子を確認してみますと、吸ってはいるのですが、ゆっくりしか水が動いていませんでした。何か間違ってる?井戸のポンプのように呼び水が必要?ミニポンプの取説を見て、愕然とすることになりました・・。

「空回転を避けるため、入側のホースの長さは1.2m以内としてください。」とのこと。なるほど、そうだったのですね。私は出側で電動ドライバーを操作したかったので、出側のホースは1.2m以内ですが、入側のホースは10メートル以上あり、つまり全く逆になっていました。ホースの先からいくらポンプで吸っても、ホースの中の空気が限りなく伸びるだけで水は上がらないわけです。商品のホームページを見直すと、1階で電動ドライバーを操作して、2階に水を送っていました。いやはや、完全に私の思い違いでした。仕組みはわかりましたが、じゃあどうするか?です。2階の出水側を目視できない状態で、1階から送水するなんてあまりに危険です。ホースが外れたら部屋中が水浸しです。Webカメラで監視することは可能かもしれませんが、そこまでやるなら、いつも使っている洗車ホースをつないだ方が、はるかに幸せになれるはずです。

さて、どうするか・・。今夜、寝ながら考えようと思います。

一応、多肉さんで締めます。

 

 

すっかり徒長したチマチマ多肉さんです。環境によって全く様子が変わるので面白いです。2階への給水問題が解決しなかった無念さのためか、徒長した多肉さんすら美しく見えてしまいます。やはり多肉さんは癒しです。