ここ数日、屋外多肉さんにかかりっ切りでしたが、本日はベランダ多肉さんをパトロールしました。以前から気になっていた多肉さんをご紹介。
「気になっていた」という表現は、いろんな意味で使われると思いますが、今回は調子が出なくて気になっていたケースです。しぼんでいる葉っぱが多数あります。水があまり吸えていないようです。長い事、植え替えしていなかったような気がするので、引っこ抜くことにしました。さて、どうなっているかなっと・・
あれ?なんかグラグラする!
えっ!?えっ!
なんとー!
引っこ抜く前に、鉢を傾けただけで転げ出て来ました。根っこがほとんど張っていません。土の深さが5とすると、上部の1程度までしか根がありませんでした。根腐れ?よくわかりませんが、根の状態がこれだけ悪ければ、水不足になるのも納得です。季節がいいので、土を出来るだけ落としてみました。
何やら複雑な構造が出て来ました。複数の株が合体しているように見えるのですが、がっちりしていてバラすことはできません。一株なのかな・・?複雑で古木感もあって個人的には好きですが、健康なのか不健康なのかは不明です。不明なものはいじらないに限ります。そのまま植え込みました。
根の状態が悪いのは、土が多くて過湿になったのが原因かもしれないので、鉢を小さいものに変更しました。落ちた葉っぱから勝手に芽が出た緑の多肉さんも、何かの縁だろうとそのまま植え込みましたが、あまりに雰囲気が違い過ぎて違和感しかありません。明日、緑の多肉さんは別の鉢に植え直した方が良さそうです。
さて、夕食中に、右腕の肘の内側にかゆみを感じ、蚊に刺されたかなと思ったのですが、かゆみが発生している場所の皮膚には変化は見られませんでした。何だろうと思っているうちに、肘の外側、ちょっと肩に近い方、逆に肘よりも手首に近い方が順番にかゆくなり始めました。ランダムにいろんなところがかゆくなる感じで、しかし、刺された場所がどこなのかわかりません。そうしているうちに、右脇の下、右脇腹、左の鎖骨の辺り、右の肩甲骨、頭のてっぺん、首筋等にかゆみが順番に飛び、一体、どこを刺されたらこうなるのか?と思っていたのですが、遂に発見しました!右手の親指の付け根辺りが、ぷっくりと腫れていたのです。こんな時、以前はポイズンリムーバーという道具で毒を吸い出していました。本体が見当たらなかったので、パッケージの絵をご紹介。
こういう道具ですね。以前はこれを使うと皮膚から黄色い液体が出てきて、毒が吸い出せたと安心できたのですが、最近は老化で体が干乾びてしまったのか、何も出て来なくなってしまいました。吸っても仕方ないからと、この道具の出番は、めっきり少なくなってしまったのでした。
久々に種まきした多肉さんをご紹介。
すべて生存していますが、成長のスピードがめっきり遅くなった気がします。ネットの情報だと、発芽から半年で豪華な花が咲いた例もありましたが、このペースではそれはあり得ないと思われます。近日中に始まる飛躍的な成長のために、現在はエネルギー蓄積中ということであって欲しいと思います。このまま動きがないまま数年なんてことは避けて欲しいです。
本日の締めは、今年もつぼみが出来た多肉さんです。
我が家では数少ないタイプのトゲトゲ多肉さんです。私はこのタイプの多肉さんは苦手なため、自分で購入したものはほぼないのですが、この多肉さんは自分のお金で購入したはずです。その時の心境は今となっては思い出せませんが、一つくらいこのタイプがあってもいいかも・・程度の気持ちだったような気がします。苦手意識があるものは、やはりうまく育たなくて消滅することが多いですが、この多肉さんは普通に生き延びています。かなり強靭な性質のようです。花が咲いたらまたご紹介します。