午後から出かけるので風呂に入ろうと思ったのですが、バスタオルを持ったまま、屋内多肉さんを点検していたら・・・パッと消えてしまったのです、バスタオルが。我が家は東京ドームのような面積はありません。行動範囲はほんの数メートル圏内に収まります。自分の行動を逆再生しながら探しましたが、見つかりません。本当に消えてしまったのです。探し物は探しているうちは出て来ないのが通例です。気分転換に多肉さんを観察することにしました。まずはチマチマ多肉さんです。

 

 

相変わらずチマチマワサワサしています。ちょっとした隙間にも侵入して繁殖しますが、一緒にいる多肉さんに悪影響を及ぼしているようには見えません。私は全く手入れをしていないのに、意図的に作った寄せ植えに見えるので、お得感もあります。

おっと!今回、言いたいことはそういうことではないのでした。不思議な光景に遭遇したのです。

 

 

鉢の側面にくっついています。静電気?水分?局所的な反重力?どれでもないようです。もう一つご紹介。棘に引っかかっていると思ったのですが・・

 

 

引っ掛かっているというより、くっついているように見えます。しかも発根しています。すごい生命力です。もしかするとこの葉っぱ、物にくっつく能力があるのではないでしょうか。乾燥したスプーンで試してみますと・・おおおお!

 

 

めちゃくちゃくっつきました!!チマチマ多肉さんとは数年来の付き合いですが、こういう特技を持っていたとは、ミジンコ程も気づいていませんでした。チマチマ多肉さん、かなり広範囲に生息しており、単に葉っぱが取れやすいだけでは説明が付かないなあと思っていたのですが、なるほど、人間にくっついて運ばれたものも少なからずありそうです。この世界は驚きに満ちているんですね。

弱々しいチマチマ多肉さんは生息範囲を広げていますが、いかにも爆発的に繁殖しそうなのに、実は絶滅寸前な多肉さんをご紹介して締めます。

 

 

以前もご紹介しましたが、葉っぱの先に大量の子株がつく多肉さんです。この子株が成長してまた子株が出来たら、あっという間に我が家は占領されるはずですが、予想に反して全く殖えません。殖えるどころか、購入した時よりこじんまりしてきています。屋外に出すと軟体性不快生物の食料になってしまうので、今年は屋内生活を続けています。絶滅すると寂しいので、今年は意識的に子株を育ててみようかと思います。もう一つご紹介。

 

 

同じ鉢に植わっている多肉さんです。これも子株で殖えるはずなのですが、先程の多肉さん同様、全く殖えません。ちょっと納得できない部分もあるので、今年は増殖にチャレンジしてみようかと思います。

追伸

バスタオルは発見されました。

 

 

椅子と机のすき間に落ちてました。なんてことのないトリックでした。