中学1年生の夏休み、父親の実家がある福井県に1週間ほど

遊びに行った時のお話。

お昼ご飯を済ませた憩いの一時。

 

2才年下で小学5年生の従姉妹が左肘を曲げて、前腕と上腕

が重なる部分を示して曰く、

「ネェネェお兄ちゃん、コレなんに見える?」

 

ボクが答えて曰く、

「エッ?分かんないょ!!」

 

2才年下で小5の従姉妹が曰く、

「お兄ちゃん、見たコトないの?」

 

ボクが答えて曰く、

「ナイナイ、ナニそれ?」

 

2才年下で小5の従姉妹が微笑みながら

明るく答えて曰く、

「女の子のオ〇ン〇ンだよ」との弁。

 

地方は【性に対する考えが比較的おおらか】

であるという概念はあったけど、その範囲を

大幅に超越しているコトに嬉しくなった。

 

そんな日に女子の陰部を表現する文言の

語源を考察してみた。

 

女子の陰部を指して、無難に【あそこ】と言う。

この際、時代考証は置いておくとしよう。

 

女子か男子かは定かでない。

カタ仮名を習い立てのある学童が【あそこ】を

カタ仮名で書いてみた。

 

【コ】は【コ】にしても、他の文字がヘタクソ過ぎて

【ア】が【マ】、【ソ】が【ン】にしか読めなかったコト

から【マ〇コ】、【〇ンコ】上品な言い方として頭に

【オ】を付けて【オ〇〇コ】となったコトは、あまり

知られていない。

 

      昭和46年 真夏の福井にて