ショッピングモールやデパートメントストアなどの館内放送の
慣用句にこうゆうモノがあります。
「本日はお忙しい中ご来店頂きまして誠に有り難うございます・・・」
お店としては「お買い上げ頂きまして」当然、有り難うございます
なのですが、先ずは「沢山の競合店の中で当店をお選び頂きまして」
有り難うございますなワケです。その想いが「ご来店頂きまして誠に
有り難うございます・・・」の中に込められています。
ボクたちユーザーの中にも「このお店で買いたい」とゆう想いがあったり
します。「値段が安い」「品揃えが良い」「店員さんが親切」など理由は
様々ですが 「少々値段は高いけど・・・」「品揃えは良くないんだけど・・・」
「店員さんが親切丁寧だから・・・」とゆう理由で利用する場合が案外
多い様な気がします。その要素はデパートメントストアが断トツぶっちぎり
の一位なワケですが、時代の流れで量販店が地方を中心に勢力を
伸ばし首都圏にも 進出して、その勢力図も 一変してしまいました。
中でもショッキングな出来事は東急百貨店日本橋店の閉店でした。
ボクが 幼少時代まだ白木屋デパートだった頃、ママが「明日は日曜日
だからデパート行くよ・・・」とか言うと当日は半ズボンに白いタイツとゆう
よそ行きの格好で出掛けたモノです。楽しいデパートメントストア行きで
唯一憂鬱だったのは爪を切らなければならなかったコトでした。
即ち昭和の時代のデパートメントストアとはそんな存在だったのでした
とゆう昔話でありました。