『ドライブ・マイ・カー 』2021

2/5

 

 

海外での受賞に加え、村上春樹原作ということでより注目された印象を受ける。村上作品は映像化しやすいようでやりにくい。

必要以上にイメージを膨らませてしまう。ハルキストと呼ばれ熱烈な愛読者がいる。ハルキスト同士はお互いに寛容で他を認めつつも私の方がもう少し理解している。そう思っている傾向がある気がする。過去の作品が映像化した際も良くは表している方だとは思うがチョットな。このチョットは物足りなさや違うかなと思いながらも割と寛容に受け止められている。

ノベール賞の時期になるとハルキストが話題に取り上げられたりもする。そこで思うことは文学賞、春樹本人よりも欲しがるハルキスト。これは高校時代から読み続けてきたハルキストになれなかった春樹愛読者の私の感想です。

 

上映時間3時間のわりに長さは感じなかった。面白くは観られた。でも、映画館で観たらどうだったろう。途中で飽きてしまったかも。助演の三浦秀子、田畑智子に見えて仕方なかった。ずっと彼女のイメージがまとわりついて離れなかった。

 

岡田将生、分かるようでよく分からない役柄を演じていたがそれなりの存在感を感じた。妻役の霧島れいか、この方「ノルウェーの森」にも出演していたんですね。(この映画ではさほど記憶には残っていませんが) 年齢を知って驚きました。まだこういった役柄も演じられるとは。注目していきたい女優さんに加えたいです。

 

実はこの映画の原作となった小説をまだ読んでません。読んてみようと思います。読み終えたら、良くは表現出来ているけど、チョットなーと思うのでしょうか。