『大河への道』2022
1/2
今年最初のホームシネマ。観終えて最初に思ったのはお年寄りから小学生の子供まで3世代の家族で楽しめる映画。暴力シーンもエロいシーンもなく、文部省推薦ぽい映画。面白い詰まらない。どっちだろと思える映画。
この映画に関しては伊能忠敬は登場しない。香取市郷土の偉人を大河にと役所職員が奮戦する。その職員がそのまま伊能忠敬死後に日本地図編纂に関わった人物の役を演じる。
伊能忠敬、日本地図を編纂した人。おそらく日本史の教科書でも江戸時代に2、3行は出てきてるだろう。それくらいの知識しかない。伊能忠敬の死後、3年に完成されたという事を知った。考えてみれば、あれだけの事業、個人のプロジェクトでは出来ない。
幕府なり藩の大規模なプロジェクトだった。考えてみればそうだろうなと思うけど、考えもしなかった。
主演の中井貴一、誠実で真面目。うだつが上がらず人の良さだけが目立つ。こういった役はうまい。彼に尽きる。彼あっての映画かも。