『人魚の眠る家』2018

5/13

 

監督堤幸彦らしいエンディング。他の方のレビュー私が見た限りおおむね高評価。そんなにそうかなと思ってしまう。なんかしっくりいかない納得いかないといったレビューもあります。私的にはそちらの方に近いて゜゛す・

意識のない脳死状態の子供。一度は死を受け入れた母親がかすかに動いた指を見て受け入れなくなってしまった。過去にそういった状態で意識が戻った事例もあった。それを信じて延命治療をする事にした。そして、指や腕が動く装置をつける。それが小学校の理科のカエルの実験を思い出してしまい感じの良いものではなかった。家がかなりの富裕層。こういった治療も出来る経済的な環境にある。そこが身近に置き替える事が出来なかった。でも、ストーリー的には観ている側は子供の死を受けいれた悲しいだけで終わっていない、どこか希望的明るさを見せる終わらせかたになっている。それで良しとします。