『溺愛』 2016

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両親を早くに亡くして幼い頃は姉弟の二人で暮らしていた。弟が怪我をして地元に帰ってくる。弟は地元で生活する事を決意する。怪我をさせた原因は幼馴染の親友も一緒に帰って来た。幼馴染の父親は弁護士で二人を面倒見て生活をささえていた。姉には地元の便利屋的な男がいた。弟は家庭教師をしていた教え子だった女子が地元にやってくる。登場人物はこれだけ。

 

姉は父親と愛人になるが心はない。姉は便利屋となんとなくなりゆきでエッチをする。弟は教え子と恋人同士になるが、嫉妬した姉は幼馴染をそそのかして教え子とエッチをさせる。

姉は弟が他の女に気持ちが向かう事が許せなかった。それが映画のタイトルそのもののテーマとなっているのだろうか。

上映時間70分。絡みばっかりなので飽きずには見られるが、それだけ。深みも重みも感じられなかった。

何時ものごとく、ヨッパになりながらのホームシネマ。そうした中で見るには十分。

 

新マンこと団時朗が父親役。彼1人だけが重厚な演技をしていました。残りは無名な俳優。演技も存在感も平べったかったので新マンひとりが目立ってしまった。