『蝉の女 愛に溺れて』 2012

cast 七海なな 駒木根隆介 重松隆志

監督 森岡利行

蝉の女 愛に溺れて : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

12/10

「恋に焦がれて鳴く蝉に、鳴かぬ蛍が身を焦がす。」

私自身は蛍でいたいと思っている。

一週間の生命の中で死ぬまで鳴き続ける蝉もカッコいいかもしれない。

鳴き続けた先に幸せが待っていれば良いんだけど、

幸せを求めて鳴いているわけではないんだろうね。

 

愛と性を題材に、それぞれの監督が独自の世界をつむぐ「ラブ&エロス・シネマ・コレクション」

監督 森岡利行はRNR456『純平、考え直せ』 女の人の裸を綺麗に撮るという印象があります。

七海ななは幼顔なので制服が似合います。でも、アップで見るとそれなりに歳を感じてします。演技的にはこんなものでしょ。色々と注文つけずに裸を楽しめばよろしいかと。

義父の重松隆志。ゲスぶりが見事です。七海のたどたどしさが逆に引き立ってしまった。

駒木根隆介 ヒロインを支える彼氏役。ドラえもんのジャイアンの見た目なのに童貞。彼はこの手の役が板についてます。『愛の渦』でも似たような役をやっていた。(これも何処かにレビューを書いてます。)

萩原流行、下條アトム、中西良太が二人に関わりを持つ役として出ている。脇ではあるが物語を締める形となった。

単にエロ映画として見るか、それに隠されたテーマを深読みするか、見る側でそれぞれに楽しめば良いかと思います。