ゲンさんという友人の話をします。
ゲンさんはバイリンガルです。
ゲンさんは海外滞在の経験はありません。
なのに、なぜ、バイリンガルなのか。
南部弁、名古屋弁、京都弁を話せて聞き取れて話せます。
そんなゲンさんは東北の大学の英米文科に行ってました。
当時のゲンさんはこんな事を言ってました。
「大学で習う英語よりも、地元お爺ちゃん、お婆ちゃんが話す言葉の方が難しい。全然聞き取れない。」
直ぐに環境に適応してしまったゲンさんは違和感なく話せるようになりました。
そして、今ではそれらの方言を使う機会もなく、
「言葉って使ってないと話せなくなってしまう。」と嘆いています。