『世界は今日から君のもの』 2016

cast 門脇麦 三浦貴大 比留川游 マキタスポーツ YOU

監督・脚本 尾崎将也

世界は今日から君のもの : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

1/13

ずっと映画館には行ってません。映画は観ている方だと思います。ホームシネマと称して旧作を中心に楽しんでます。

13日のホームシネマ。レビューはこちら↑。

緩やかに流れる中に急速に何が変わらなければと変わろうとしている。そんな感じの映画です。

川の流れは緩やかに流れているように見えながら水面下ではかなり早い流れになっている。その速さを敏感に感じ取って戸惑いながらもその川に少しづつ近づこうとしている。え、ここで終わりなのってか感じでエンディングを向かえる。この後、真実ちゃん(門脇麦)どうなっていくんだろ? 矢部君(三浦貴大)と恋の発展があるのか?色っぽい幼馴染と一緒になっちゃうのかな? とその後を考えさせる。それが楽しい余韻を残している。
100分チョイの上映時間も物語的には丁度良いかもしれない。

何時もおどおどして自らは主張しない引っ込み思案な女の子を演じる門脇麦。器用な女優さんだと改めて思いました。主演、準主演した映画3作品ほど浮かびましたが一見すると似たような感じながら全然違う女の子を演じている。

三浦貴大君 『レールウエイ~』から注目している役者さんです。優しく誠実なんだけど、どこか細かい配慮に欠けている。心から真実の力になり応援しようといている青年を上手く演じてます。

彼の幼馴染の女の子、役柄演技どうこういう前に無駄にセクシーさを感じました。

真実のお母さん役のYOU。キムタクとイメージが重なりました。何をやってもYOUだと。

父親のマキタスポーツ。社会ではうだつの上がらないお父さん。決して器用ではないけど娘の事を考えながら見守る。態度には出さないようにしながらも娘にオドオドとしている父親がイメージ合ってます。

同僚のウエイトレス。彼女も直接的にはストーリーには影響しませんが無駄に色っぽさと気だるさを感じさせました。

あと、ニート仲間の男の子。ストーリー的には影響しているようでしていないような感じですが、最後に父親(マキタスポーツ)が面倒見るという形で同じ職場で働く事になった。彼も変わろうとしている。これも物語的な意味を持たしているのだろうかな。