RNR331『22年目の告白 私が犯人です』 | ペコペコでポッコリ 時々 ホームシネマ

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趣味としてではなく、生活の一部化してしまった料理。ネットや料理本のレシピを参考にしながらも、工作やプラモデル作りではないのだから、説明書通りは作らなくとも良いの考えを基本とする男の手料理。 常にお腹はペコペコ。一杯食べて気がつけば、お腹はポッコリ

『22年目の告白 私が殺人犯です』 2017

cast 藤原竜也 伊藤英明 仲村トオル

監督 入江悠

22年目の告白 私が殺人犯です : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

3/9

今日はお彼岸の入り。「暑さ、寒さも彼岸まで」 というように完全な春まであと少し。桜も芽を出してきました。冬が終わってから春が来るのではなく、冬が終わる前に春は来ている。

 

9日に鑑賞しました。一昔のテレビドラマって、出て来ただけで良い人か悪役か分かってしまう定番の役者がいた。悪役でも親分の偉い人からチンピラみたいな小物役まで。この人が出ると決まって悪い役。たまに中盤まで善役をやる。え、今回は良い人なんだと思わせといて最後に実は悪者だった。この手の演技が上手い役者がいた。親分の偉い役から小物の悪党まで起用にこなした。今回の映画、実はこの人が真犯人だったを演じた彼を見ていると、その俳優さんを思い浮かべてしまう。その俳優とは峰岸です。

韓国映画のリメイク。韓国版はアクション・サスペンスに対して、日本版は社会派サスペンスといわれ、さらなるひとひねりが待ち受けている。共に正統派な役も猟奇的な役もこなせる伊藤英明、藤原竜也のW主演。『悪の教典』では猟奇的な犯人役が印象に残る伊藤英明。今回は猟奇的事件を負う刑事役。その事件が時効になり、私が犯人でしたと告白する藤原竜也。事件を追い続けたジャーナリストで今は人気ニュースのキャスターを務める仲村トオル。

前半から中盤にかけて盛り上がった分、後半がちょっとあっさりと片付いたかなという気がしないでもないけど、物語的には良く出来ていたし楽しめました。

藤原竜也が実は犯人ではなかったと分かった時点で、犯人はコイツでは(・・?と分かってしまった。物語では理論建てキチンとした証拠などで犯人が導きだされる。

正当な役、猟奇的な役もこなせる俳優がもう一人出演していた。最初は良い人と思わせといて、最後の方で実は悪者だったというのがハマりになっている。

エンディングはチョッと尻つぼみしたかなとも感じるが全体を通せば良く出来たミステリーだと思う。