『モヒカン故郷に帰る』 2015

http://eiga.com/movie/82074/
これは緩い映画というレビューをしている方を見て、上手い事言うなと思いました。確かに良い意味での緩さがあります。一見緩やかに流れながらも父(柄本)は死に向かい残された時間はわずか。その時間の流れはとても速い。
松田のノンビリとして表情の奥に父や故郷に対する思い、家族が出来てこれからの不安や思いが感じられる。
前田のアッちゃんもそれなりの味を出していると思う。決して目立つモノや存在感は感じない。それが物足りなさかもしれないが、その物足りなさが控えめながらも夫(松田)を支える感が出ている。
もたいも地味でありながら夫を支え、子供達もしっかり見守る母親感が出ている。
それぞれが自己主張や目立った存在感はない。そこに緩さを感じてしまうのかもしれない。その緩さが良い方向に進んでいっていると思う。ただ、観ていて飽きは来てしまうもしれない。
その中で柄本の演技を含めての存在感。決して突出しているわけでもなく、全体の中で協調している。
また、そこが観る人にとっては飽きを感じてしまうかもしれない。
チョッと飽きを感じさせながらも、観終えてから良い映画だったと感じさせると思います。
3/25