RNR186『伊賀忍法帖』 | ペコペコでポッコリ 時々 ホームシネマ

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趣味としてではなく、生活の一部化してしまった料理。ネットや料理本のレシピを参考にしながらも、工作やプラモデル作りではないのだから、説明書通りは作らなくとも良いの考えを基本とする男の手料理。 常にお腹はペコペコ。一杯食べて気がつけば、お腹はポッコリ

『伊賀忍法帖 』 1982

 

今から30数年前、私は幾つだったのでしょうか。それはさて置き、映画館で観ました。地元田舎の映画館です。その当時、話題の映画は数ヶ月遅れての上映。2.3作品の同時上映されてました。

 

ストーリ的にはかなりの部分は覚えてましたが、ラストシーンはこんな終わり方だったっけって感じがします。佐藤蛾次郎が出ていた事は忘れていました。福本清三はかなりセリフのある敵対するメインの悪役。これはかなり記憶に残ってました。どうようにストロング金剛もインパクトがあります。

 

演技はともかく渡辺典子可愛い。角川三人娘の中では一番地味な活躍だったかもしれません。角川映画の中て3人娘の主演的映画は殆ど観てません。それでも、薬師丸、原田の映画は思い浮かびますが、渡辺はこの映画しか思い浮かびません。

 

ストーリー的には色々とツッコミ所や雑な所がありますが、それでも金はかけている感は十分に感じられます。中尾彬、成田三樹夫もその当時のそれらしい役で存在感を表してます。千葉真一も直接的にはストーリーに絡まなくともエンディング間際で決めてます。これも、その当時の千葉真一らしいです。

 

美保純ってこんなに可愛かったっけと思いました。あの当時はそんな風に思った事はなかったです。顔よりも体の方に目がいっていたからかもしれません。

 

今の20代30代の人が初めて観たら、古さを先に感じて馴染めないかもしれません。自分らの世代の人が観るなら今でも十分に楽しめます。

 

あの頃、みんな若かった。数十年ぶりに学生時代のアルバムを開くような気持ちにもなりました。

マイム的には、セピア色の香りのするカラーの映画です。


11/15