『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』 2015

なんか良く分からない映画でした。2回、3回と観れば色々と分かってくるのかもしれませんが、

続けては観る気はしないかも。時間を置いてから観るには良いかもしれません。

 

さも深刻に考えているようで、実はたいした事を考えてなかった。譲れない主義主張があるのか、単に依怙地で偏屈なだけなのか。よく分かりません。

何となく、その辺が思想的なアメリカ映画な気もします。

 

洋画を鑑賞するにはそのまま観るか、吹き替えで観るか。そのまま観る場合は俳優が話すセリフを字幕で追います。字幕は限られた字数。どうしても伝えられないニュアンスや表現もあるかと思われます。

字幕なしで観られるくらい英語力があれば、もっと堪能出来る映画なのかもしれません。

鑑賞するのに非常に体力と精神力を使いました。

 

5/12

 

映画好きゴリラ君はこんなレビューを書いてます。


感想

かつてヒーロー映画で一時代を築き、 そのイメージのまま落ち目にいる俳優の物語。

主演はマイケル・キートン。 同じくティム・バートン版の『バットマン』で人気を博す、 ここ数十年は特に目立った活躍がなかった俳優。 この重なり合う設定が、 演技に神がかったものを降り注いでいたと思います。

彼だけでなく、 俳優陣は皆凄かったですね。 舞台のような臨場感を感じる作品です。

なぜそんな臨場感が出るのか。 理由は一つ。 この映画が全編ワンカットで構成されているから。とにかくカメラワークが凄すぎて、 ただただ圧倒される。
勿論ワンカットでとってるわけじゃないんでしょうけど、 一体どんな撮影、編集をしたんだ!!って思うほど、すごい!!! 凄すぎて内容入ってこないですよ(笑)

まぁそれは言い訳として、 ぶっちゃけこの映画よくわかんない(笑)
ものすごく単純に考えればすごく単純な話なんだろうけど、 いろんな要素を読み取れば、 何層にも味のする映画の気がします。

ありとあらゆるところにメタファーがあるんですよね。 そういうのを全部拾いきれませんでしたし、 何より理解ができませんでした。悲哀と、哀愁、 そしてその先にある開放感。 なんだかこの映画を見終わるとドッと疲れます。あ、でもそんなに嫌な疲れではなかったです。