『まほろ駅前狂騒曲 』 2014
マイム的には楽しめました。万人向けに楽しめるかというと、ちょっとどうなのかなって感じもします。
楽しめましたが、これが面白かったかというと、これもどうなのかなという感じになってしまいます。
シリーズ2作目。その間に深夜のドラマになりました。1作目の映画とドラマに登場した人物が出てきます。刑事の岸部一徳、街のギャング 高良健吾 弁当屋の大森南朋 運び屋 松尾スズキ カヘェ店の真木ようこなど、脇にぜいたくに出演してます。それらの役どころというかキャラクターを知った上では楽しめます。
初めて観る、予備知識もなく観るなら、どうなんでんでしょうか。
この映画の舞台になっている場所は東京某地方都市。私は予備校で通ってました。
駅前はその当時とそんなには変わっていません。駅前だけでなく、記憶のある場所が随所に出てきます。
その分、思い入れも強く感じるんだと思います。
地方の人から見れば十分な都会です。それでも、垢ぬけない田舎臭さが残っていたりします。
オシャレで洗練されない素朴さが残る街だと思います。
それがこの映画の良さであり、象徴でもある気がします。
4/2