昨夜、テレビを観ていら、ニュース速報テロップが流れて 「北の湖理事長が亡くなる。」を見て驚きました。数日前、白鵬の取組みについて厳しい発言をしたはかりなのに。(白鵬が猫だましという技を使った。)
憎まれるほど強すぎると言われた横綱。その当時、輪島や貴ノ花(若貴の父)の人気美形力士がいた。
あんこ型ではなかった。一方、北の湖はあんこ型のデップリとした体系だった。憎々しい顔のポーカーフェイス。これも、典型的な憎まれ役、敵役だった。
北の湖が現役の頃、私は小学生だった。相撲好きの祖母と一緒にテレビを観ていた。輪島、貴ノ花が力が衰え引退間際だったと思う。圧倒的な取り口で勝つ。たびたび座布団がぶつけられる光景が映し出された。倒れた相手に手を貸さない。ムッとした顔で立ち去ってしまう。祖母はよく怒っていた。
中学に入る頃は祖母と相撲を観なくなった。それは、反抗期だったり、家族がウザったいとか思ったりしていた時期だった。家にいる時は部屋で1人でいた。部屋にはテレビは無かった。
時折、観たりすると、北の湖は相変わらずの強さだった。
反抗期みたいなものも落ち着き、再び祖母と相撲を観るようになった。千代の富士が横綱に駆け上がっていく時期だった。その頃、北の湖は度々負けるようになった。
急に相撲がつまらなくなってしまった。
大嫌いな力士だった。
負けろ、負けろと思っても、なかなか負けない。たまに負ける。でも、滅多に負けない。
それが、一番の魅力だった。大嫌いが相撲を大好きにさせていた。
引退後、対談の番組を見て、気さくに話す姿やはにかんだ笑顔を見て、チャーミングな人なんだと思った。
偉大な大横綱 本当にお疲れ様でした。合掌