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私が高校生の時。本好きのお兄さんがいて、ある時「なあー入口があって、出口がないものって何だと思う?」と訊いてきた。そこで何かしら考えたとは思うが答えは分からなかった。お兄さんは「ネズミ取り」と言った。そして、そのことが書かれている小説を紹介した。


その小説を書いたのは村上春樹。彼はこんな事も書いている。

病気になった。その病気は難病で治る確率が、新人のピッチャーがジャイアンツ相手に完投するよりは難しく、ノーヒットノーランをやるよりは簡単だと。

それから数年後、ドラゴンズの近藤投手がノーヒットノーランを行いました。


私が本を読むようになったキッカケになった一人かもしれません。30歳手前まではかなり本を読んだかと思います。最近は全く読んでませんが。 その中に彼がいました。ある作品から急に冷めてしまいました。

それでも、読んだりはします。熱烈な読者から一読者に変わりました。夢中になって読んでいた理由が丸々冷めていった理由になっているかと思います。


春樹ファンの事をハルキニストというらしいです。ここ数年ノーベル文学賞で話題になってたりします。

作家本人よりもハルキニストが欲しがっているように思えて仕方ないです。

お互いを認め合う。でも、自分の方がこの人よりも春樹を理解している。春樹度は上だと思っているのがハルキニストの特徴に思えます。


龍馬は好きだけど、それを偉そうに語る武田鉄矢みたいな奴が嫌い。と松山千春がそんな事を言っていたけど、そんな感じがします。


たかが、メダルじゃないの。

ニストよりも上だと思う一読者。結局、同じかも。イヤ、ニストにも成れないヘタレな読者でした。