学生時代に母校以外に静大にもチャリティーコンサートやモーツァルトのレクイエムを歌いに何度も通った。その合唱団が演奏会でOB合同ステージをやるということで行ってきた。同期の団長さんが好きだった。今は仕事で海外にいるから来れないことはわかってた。でも祝電の披露で名前を聞けたし、同期頃のOBたちとの話のなかで彼の名前が何度も出てきて嬉しかった。できそこないの自分が嫌で好きな人からは全部逃げてきた。一年のうちの数日一緒にいるだけなら取り繕えても、ずっと一緒なんて無理、バカでヘマしまくりで自分の不甲斐なさに生きるのが嫌になるのがわかってたから、彼の気持ちに気づかないふりしてた。もっとできる女だったら素直になれただろうけどな。そうしたら今海外にいることになったのだろうか。身の丈に合わせて収まる所に収まるようになっているんだよね。週一でも一人暮らしの母に会いに行ってあげたり、障害をもつ妹を施設から連れ出してドライブしてあげたりしていて、それが自分のいる場所なんだよね。