ヤシを植えよう第二弾はとあるトラブルから書いて行きます。
恋は盲目と言いますし、お金が欲しい!と強く思う余りに古典的な詐欺に引っかかると言う話しもよく聞きます。
正に私もそうでした。
2021年当時ロウルと言うヤシがハワイ唯一の固有ヤシと知ってからはどうしても欲しくなり、ネットで何処かで売られていないか毎日色んなワードを使って調べまくっていました。
そんなある日とうとうロウルの販売ページを見つけたのです!
これは某SNS内のショップで見つけた時のスクリーンショットです。(アカウント名は伏せます)
ハッキリとハワイの植物 ロウルヤシと書かれていますし、今見ても本物のロウルとよく似てると思います。
すぐに販売者に連絡を取り、後日某ネットオークションに出すのでそこで確認して購入して欲しいと言われました。
なんでショップページに出しておきながらネットオークションに誘導するのか少し不審に思いながらも出品を待つとなんと2個のロウルが出されました。
これも実際の出品画面のスクリーンショットで番号だけ後から分かるように私が入れました。
まさか探しても探しても出ていなかったロウルがここには2株もある!と興奮しきりで①を落札しました。
届いたのがこちら↓
手書きですが、タグにもちゃんとロウルと書かれています。
立派な葉っぱのロウルで大満足しました…
が、マニアさんにはこの写真で『違うよw』と失笑するでしょう。
ロウルについて、色々と教わった今の私も判別出来ます。
何が違うのか、大きい点は葉柄、葉が幹に伸びていってる茎みたいな細い首みたいな所にトゲがあります。
ロウルヤシ、つまりはプリチャーディア属のヤシにはトゲがありません。
それと株元もぷっくり太くならないそうです。
と言う事で、私が購入したこのヤシはビロウと判明したのです。
葉の切れ込みもビロウの方が深くなるとの事でした。
そうとなったら、販売者に連絡をしてどう言う事なのか説明を求めましたが…完全スルー、無視されてしまいました。。。
それでも納得しない私は購入した某ネットオークションの運営に連絡をしたところ返金処置となり、結果的に返品なしでただで頂いてしまいました。
販売者からは一切の説明はないけど、運営側からの返金と言うこの結末に複雑ない思いもありましたが、今となっては良かったトラブルでした。
何故ならこのビロウと言うヤシはロウルに見た目ソックリでそれでいてロウルより耐寒性が強いと言う事で庭に植えられたからです。
しかもこのニセロウルを買う直前まで、ビロウを買おうか迷いに迷っていたのです。
結果的に迷っていたビロウをただで手に入れた事になりましたからね。
ただ、ネットで散々ビロウとロウルを見ていたのにその見分け方が分からない、気付かなかったのは今となってはやはり『欲しい!』と言う欲望に駆られていたせいだったのかも…とも思います。
さてそんな経緯で手に入れたビロウ、原産地沖縄ではクバと呼ぶそうで私は現地リスペクトなんでウチではクバと呼んでいます。
リビング前のメイン花壇に植えてみました。
2022年春に地植え
購入時に植えられてた極端に長細い蘭用の鉢からかなり苦労して出した後に大きめの鉢に植え直してその鉢のまま地植えです。
これは隣のお宅との境が違いので根がフェンスやブロックの基礎などに悪影響を与えないようにまずは鉢の中、その先は鉢の下から下へ伸びてもらう為でした。
2023年度の大寒波も乗り越えて、まだ背丈は低いものの今やメイン花壇の主役となり、ハワイの現風景?的な雰囲気を演出してくれています。