今回は長引きました。胃腸炎に熱中症まがいでしたので。


ろくに食べられませんのでジム活、できておりません。筋肉が落ちます~。でも今は体力が追い付きません。


さてさて、夏休み体験格差第二段でございます。


お母様がた、お昼に栄養のあるものを食べさせてあげられないって悩んでいる方々、多いようです。給食がないから。


でも、悩んで子どもに申し訳ないと思っているお母さんなら大丈夫です。そういうお母さんは子どもに給食がないって八つ当たりしてないんでしょ?


皆さん、給食に幻想を抱きがちなのではないですか?


今は給食費無償化が進んでいますが、現場は大変なのです。予算がない、物価高騰。主食や主菜は削れないので、子どもたちが楽しみにしている果物、デザートからカットされていっているのですよ。ホウレン草は高いから小松菜に変えたり、本当に工夫して下さっていますが、野菜苦手なお子さんだと、ホウレン草は食べられても小松菜は食べられないということがしばしば起きます。


だから、ね、私は以前、小学生時代、砂を噛む思いで、何の具材もないソーメンを夏休みに食べさせられていましたが、あれはソーメンが悪いんじゃないんです。給食がないことを子どもに向かって責める母親の前で食べるのが辛かっただけ。あんなこと、言われなきゃ、私は給食が苦手な子どもでしたので、ソーメンでも構わなかったんですよ。


体験格差、よく区報、市報を見てください。


無料で体験できるものがいっぱいあるんです。


自然観察公園なら、蛍を見る夕べとか、図書館なら夏休みイベントでしょっちゅうお話し会やってますよ、小学生向けのもあります。


お話し会なんてつまらないなんて思わないでください。読み聞かせをやりたいボランティアの人ってとても多いから私の自治体では三年間の修行を積んでからやつとデビューなんです。だから、すごく上手です。


なんでそんなに修行が必要かというと、読み聞かせや語りがつまらないと子どもはお話嫌いになってしまう可能性があるのです。(親は別ですよ、愛情つきですから)お話嫌いは読書嫌いに繋がる可能性があるので、責任重大。だから、図書館のボランティアさんたちの読み聞かせや語りはプロ並です。


そして、今、図書館では夏向けの本、時節柄戦争児童文学、自由研究向けの図鑑などが特設で目立つコーナーに置かれています。


子どもは遠くに連れて行かなくても、読書で十分な擬似体験をし、それが脳に刻まれるのです。


私が昔、エッセイで読んだ本がありました。その方は学童クラブにお勤めで、夏が一番の繁忙期、子どもを旅行に連れて行く余裕がありませんでした。でもそのことを割りきって、たくさんの本を子どもたちに与えたのです。夏休みは読書する期間なんだと割りきったそうです。


その他にもNHKの教育番組、主に自然を扱ったものをたくさん録画しておいたそうです。


これには感心しました。


私も小学生の娘のために子供用の自然番組をたくさん録画し、私が留守の間に見てねと話しました。しかし、一人で見るのは嫌だったようで、そして我が娘はそこまで知的好奇心がなかったようで、うちはうまくいきませんでした(笑)


でも、3年生まで読み聞かせを続けたので、一人でもよく読むようになりましたね。中学生になったらどっと読書量が減りましたが、これは私もそうだったので、思春期はスポーツ、音楽とやりたいことが、広がる時期なので仕方ないと思っています。


でも、娘は26才になった今でも電子ブックくらいは読むようですし、還暦過ぎた私も読みますよ。


子ども時代に読書の習慣が付いていたのが良かったのかな。一時期、本から離れてもまた戻ってきます!


あ、何を言いたいかというと、お金をかけなくても夏休みに体験できることはたくさんあるってことです。


シングルマザーのお母さんたち、罪悪感持たないで公共機関をいっぱい利用してくださいませ。


そして私は早く元気になりたいです。