今日の圃場2020.6.21
今日は父の日。とは言ってもなーんにも通常と変わりなく、やらねばならない作業を続けています(笑)。
今回は交配系統種子への申し込みが多くて、無料配布が終わった後はずっとこの発送作業を行っておりました。残りお一人です、ようやくです(笑)。
やらねばならないことはたくさんあるのですが、こちらの目途が立たないと次に移れません。
梅雨空なので灌水は慌てないのですが、雑草の伸びが凄くてこりゃどうしようと・・・また悩みが増えました(笑)。
今日の圃場の様子です。
奥の圃場の実生アジサイ。
油断していたら土手の竹が中に侵入してきました。このままだとアジサイが日陰になって枯れてしまいます。発送の目途が立ったらまず竹の伐採ですね。
さて、ハスウは、
伸びに勢いが出てきました。再度、スペーシングもしたいけれどその時間がまだ取れず・・・。
蔓はひたすら摘むの繰り返しです(笑)。
並べてあると、青葉と黄葉の違いがよく分かります。
本を見ると黄葉よりも更に明るい黄緑色の「萌黄」と言うのがあるそうで、これは実物を見てみたいですね。
変化アサガオは葉を見ているだけでも楽しいです。ただ、まだ勉強不足で判別がつきません。
桔梗渦葉
葉が厚みを増して、表面がでこぼこします。並葉をくしゃくしゃと皺を付けたような感じです。
で、このくしゃくしゃは普通の葉っぱを掛けると皺が伸びて普通に戻ります(笑)。
林風葉
葉柄の付け根が広がり、葉も歪みます。風にあおられる見立てがなんとも見事!個人的には好きな葉型です(笑)。
多福葉
翼片(葉の両脇の出っ張り)がなくなる変異です。多福葉としていただいた種ですが、画像資料から見ると翼片の名残がほとんどないのが「多福葉」になっており、このような名残があるのは「瓢(ひさご)葉」とされています。
まだこんな細かな見極めが出来ません。
蜻蛉立田葉
花弁に切れ込みが入る遺伝子の変異です。
小並(姫)葉
小型の葉で花も小型になります。これまでの交配結果から葉を小さくしたい場合にはこの系統を使うといいようです。ただ、花も小さめにはなりますが。
鏑(かぶら)葉
蜻蛉葉とヘデラセア葉の複合タイプになります。ヘデラセア葉は翼片の付け根部分がくびれる様な形が特徴です。
並葉
野生種の葉型です。日本の園芸品種ではこの葉型はほとんどありませんが、外国の品種ではいくつかあります。これは外国品種と日本の品種の交配で並葉に戻ってしまいました。
林風南天数切れ葉
複数の変異の集合体。只々すごいとしか言いようがありません。花は赤筒白小輪とのこと。
これからどう育っていくのか、花は咲くのか、種は採れるのか、さっぱりわかりません(笑)。
天の紅涼
青斑蝉葉桃絞り覆輪。のはずですが、一番花のせいか特徴が出ていない様です。
天の紫涼
青斑州浜葉青紫縞。
変化アサガオは何か力んで見てしまいますが、リラックスして見るのであればやはりこちらですね!(笑)