追加のカタログに・・・
いよいよ9月になりましたねえ~。年のせいでしょうか?時間が過ぎるのが早く感じます(笑)。
プリムラの種の申し込み、ありがとうございました。
パンジー・ビオラに比べると申し込みもゆっくりで、こりゃ余るかな・・・と思っていたら後半に追い上げてきました。準備した分では足りず新たに作って送りだした次第です。
中でも嬉しかったのは、実際に私のプリムラを入手して、それがとてもよかったので・・・と申し込んでくださった方がいらっしゃたこと!
ね、ブログの画像ではわかりにくいですが、実物はいい雰囲気でしょう?(笑)そんなのも含めていろいろ出ると思いますので楽しみにされてください。
さて、タキイさんとサカタさんから秋の特別カタログが送られてきました。どちらもパンジー・ビオラが充実しております。
まずはサカタさん。
見元一夫さんはかわいい花のラインナップ!
見るからに見元さんの世界です!!
都筑の里は笈川勝之さん。
話題の色合いの品種が並んでいます!!
植田光宣さんは、見元さんとはまた違う華やかな色世界!
MSKガーデンさんからは極々小輪系がラインナップ!
前回の紹介記事はこちら⇒http://ameblo.jp/pansy-tane/entry-11899562888.html
某有名企業でも扱っていた極々小輪ですが、もうそれからは撤退されるそうなので今後はMSKさんがその第一人者となられるかもしれません。
忘れちゃいけない、江原伸さんのビオラ。
紹介した皆さんとは全く違った独自の進化をしたビオラたち。花の素晴らしいですが、遺伝子的にとても貴重です!!
それにしても、皆さんそれぞれ違ってとても個性的!これだけのラインナップを集めたスタッフ方も大変だったと思います。
さて、タキイさんはと言うと・・・、
こちらも新品種がいっぱい紹介されています。
ですが、作者名の記載がないのでどなたが作ったのか不明。これはとても残念ですよね!
でもでも、皆さんならお分かりのものも・・・、
‘ドリームワンダー’
もうこれは、平塚弘子さん。ビオラリアンであれば、この品種と平塚さんの名前を忘れちゃいけません!!
パンジー・ビオラの試験があれば、必ず出るような基本内容です(笑)。
ついに大手通販で販売されるようになりました!!ここまで来たんですねえ。
‘アーリーカナリア’
これもご存じ、落合けいこさんの作品です。
早野雪枝さんの‘ハンギングイエロー’の選抜改良種で、香りがよく、匍匐性。
そして、ここまで来たかといえば‘黒すずめ’。私の作品、自信作です。
思えば、とある企画で本格デビュー。しかしながらその評価は、とにかく「株のまとまりが悪い(暴れる)」と散々でした。。
でも、この作品のテーマは「暴れる→その空間にナチュラルに馴染む」です。ですから、悪く言われてもその点を手直しする気はまったくありませんでした。
それに実際に購入してくださった方から、寄せ植えで、庭植えでとても良く馴染むとの言葉を頂いていたんです。
デビューを躓き、それからの生産は細々でした。
しかし、そんな中、暴れる個性を逆手にとって切花としての活用も始まったのです。
どうやら、花が作者の手を離れて独り歩きを始めているようです。これは一番うれしいこと!!
一年草、そして流行もあるものですから消えていく作品はいっぱいあります。華やかではないけれど、その中で地道に息を繋いでる作品がある。
作者名は消えても生き続ける花があれば、これこそ作者冥利に尽きます。やっぱ、自信作です!!(笑)
と、言うわけで‘黒すずめ’は苗の時には暴れてまとまりがないように見えますがそのような個性です。
見ていただきたいのはその後のパフォーマンス、よく暴れてその空間に馴染みます。そして、切り花にも使えます。
このことをちょっと補足させていただきます(笑)。