シランの自生2
徐々に天気が・・・、梅雨の走りになりそうな宮崎です。
屋外分の種採り、どーなるんでしょうね?ってもう梅雨に入ったらどーにもなりません(汗)。あとは潔く!ですね。
さて前回、シランのことでは鳥取のhiroroさんから興味深い情報をいただきました。
それは「日本のシランには着生性がある」とのこと。
前回の場所は急斜面の土手。着生性を言うには微妙な場所です。でも、今回はまさにそれを裏付けるような場所に生えているのを発見しました。
それは実家の近くの場所。前回の場所と同地区内です。
土砂採取で山が削り取られ、そのまま10年以上放置。泥岩の地層で常に水が染み出している壁面です。
その垂直な壁面に生えていました!!
その真下から写しています。ね、見事にしっかりと張り付いて生えているでしょう?
間違いなく、「着生性」がありますね。で、シランの種って風で飛ぶんですね。そうでなきゃ、こんなところに生えるはずがありません。
こちらは崖下の個体。
花色の濃淡はありましたが、まだ大きな群落になっていないので白花はありませんでした。
hiroroさん、こんな感じで生えていましたよ!